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04 僕と飼い主のお別れ



最近とても眠くて

小春ちゃんが学校に行っている間は

ずっと目を閉じている


ご飯もたくさん食べられなくて

小春ちゃんを心配させちゃってる


何も心配しなくていいよ

僕は元気だよ


言葉は伝えられないから

近くに擦り寄って膝の上に乗って示す


「レオ、大好きだよ。」

「僕もだよ」

「結婚しようね」

「もちろん」


もちろん僕はこれからも

ずっと大好きな小春ちゃんのそばで一緒に居るんだ


小春ちゃん、すごくすごく大好き


僕を拾ってくれてありがとう。




今日もまた小春ちゃんの帰りを待つ


早く帰ってこないかな。




帰ってきたら小春ちゃんの膝の上で


また撫でてもらって


大好きって言ってもらって…




眠くなりながらも僕は大好きな小春ちゃんを待った


「やっと帰ってきた、おかえり」





「レオ大好き。」

「僕もだよ」


泣かないで小春ちゃん


小春ちゃんの優しい腕の中で

僕はまた眠った



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