954回目 2021/10/23
デートとか実際にしたことありませんけど、初デートに連れて行く難易度の高さは何となくわかっていたつもりです。
一回目
お題『暑い恋愛』
必須要素(無茶ぶり)『パチンコ玉』
文字数『972文字』 未完
タイトル『ある意味テーマパーク』
「あっつー……」
「そうだねー。もう少し頑張ろっかー」
私たちは今、デートでスーパー銭湯に来てサウナに入っている。
夏場だよ? 外もすっごく暑いよ? なのに何でサウナ? 屋内でも夏の暑さを疑似体験とかどんなプレイよ?
「うん、そろそろかな。じゃあ水風呂行こっか」
「は、はーい」
正直、サウナのなにがいいのかわからないけど、私は曲がりなりにも彼の恋人。
少しくらい彼の趣味に付き合ってあげないと、愛想尽かされちゃ嫌だし。
一学期の終業式に告白して、OKもらった流れでこれだからね。場所はアレだけど初デート、失敗しないようにしないと。
あ、今さらだけど私たちは施設で貸し出ししていた水着を着てサウナに入っている。さすがに付き合ってひと月もしない内に、混浴はない。
「どう? そろそろ来ると思うんだけど」
「くる? なにが……あれ?」
それから何度かサウナと水風呂を言われた通りに行ったり来たりしていたら、頭の芯がすっと冷えていくような感覚を覚えた。
「え? 何これ、頭がスッとする」
「あ、よかった。三村さんも整ったんだ」
「ととのった?」
「サウナの楽しみ方ってやつかな。水風呂と往復してると、なんかこう覚醒した気分になるんだけど、サウナ愛好家はその状態を整った、って言うんだよ」
「へ、へぇー。覚醒って言われると、そんな感じ。なんたろう、頭冴えてるのにめっちゃリラックスしてる気分」
「ね。気持ちいいよねー。僕、この感覚が好きでサウナに入りにきてるんだー」
水風呂から出て近くのベンチに座りながら、夢のような感覚に身を預けている。
あー、すごい。なんか悟り開いた気分。今なら世界の真理も見えてきそう……。
「もう少し休憩したら、飲み物でも買おうか。やっぱりサウナは汗が出るから、水分補給はしっありしないと」
「はーい」
こんなの知らなかったなぁ……井上くん、結構意外な趣味だったんだ。
私も、案外好きかもしれない。また今度誘ってくれないかなー? 今日よりはマシなテンションで付き合えそう。
「ぶはぁ! これだけのために生きてる! って感じ!」
「あはは。わかる。干からびた体に甘い飲み物は効くよね」
二人でフルーツ牛乳を飲みながら、施設の中をぶらぶら歩く。
//(時間切れ)
二回目
お題『東京の人体』
必須要素(無茶ぶり)『戦闘機』
文字数『828文字』 未完
タイトル『東京急襲』
風を殴る轟音が、空を駆け抜けていく。
平和だった東京の空には、たくさんの戦闘機が列をなして飛び交い、コンクリートジャングルと呼ばれた都心のビル群は、単なる瓦礫の山と化した。
「……いっ、つ!」
生きている。どうしてだろう? つい三十分前、俺の目の前を機関銃の雨が通り過ぎたのに、まだ痛いと感じられている。
軽傷だった。左腕に血が流れているけど、かすり傷だ。少し当て布をしていれば、出血もいずれ止まる。その程度の怪我。
突然戦場に組み込まれた首都は、あっという間に地獄絵図に変わった。自衛隊が応戦しているのかもしれないが、実戦なんて経験してこなかっただろう隊員に、外国の軍人を退けられるほどの実力と胆力があるかは不明だ。
……あぁ、また瓦礫の下に埋もれた死体を見つけてしまった。
この場所には大勢の人間がいた。だからこそ、攻撃を受けた後に残るのは人だったものの体だけ。
大人も子どもも、男も女も関係なく、みんな死を平等に与えられて、運がいい奴はまだ生きながらえている。
「運がいい、か……」
笑えてくる。こんなものを見せられて、まだ生きていることが幸運だと思えるのか? 俺は随分、能天気な思考回路をしていたらしい。
なぜ死ななかったのか? なぜ死なせてくれなかったのか?
完膚なきまでに日常を壊された光景を、当てもなく彷徨い続ける苦痛も、あの不意打ちを受ければ感じることもなかっただろうに。
「……っ!」
また、頭上を戦闘機が走り抜けていった。
地上と近い場所を通ったのか、耳を貫く高音と肌を打つ強風が、カメのように鈍足な俺の足を止めていく。
ミリタリーオタクでもない俺には、どれが敵の戦闘機でどれが味方の自衛隊機かもわからない。
ただ、銃撃の音が散発的に聞こえるため、まだ戦闘は続いているらしい、というのはわかる。
領空の中で機関銃を撃っていいのか? って疑問が今さら浮かぶ。期間中にも//(時間切れ)
実際、現在の国際法とかそんなので、宣戦布告無しに他国の首都を攻撃したらどうなるんでしょうか? まあ、世界から総すかんを食らうのは目に見えてるでしょうが。




