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920回目 2021/9/19

 我ながら強引にもほどがある流れだなと思いました。


 一回目

 お題『楽しい公認会計士』

 必須要素(無茶ぶり)『輪ゴム』

 文字数『822文字』 未完


 タイトル『楽しく学ぶ職業研究』


「はーい! みんなちゅうもーく! 今日の先生役を務めます、佐々木でーす! 短い間だけど、よろしくね!」


 少しテンションの高い女性が挨拶すると、答えるのは幼くも元気な複数の声。


 病院の一角を借りて行われているのは、臨時の勉強会のようなもの。


 入院がちで学校に行く機会の少ない小児患者に向けて、勉学の機会とともに学校の雰囲気を味わってもらうために開催されたものだ。


 ただし、この活動は講師役が立候補によるボランティアのため、完全な不定期開催である。


 加えて、小児患者へ教える勉強の内容もまた、立候補者によって用意されるものである。


「今日はみんなに、感覚でわかる楽しい授業で、公認会計士について知ってもらいたいと思います!」


 ゆえに、小学校でやるような内容とは程遠い、専門性の高い内容を教えることも、ままある。


「こーにんかいけーし? ってなんですかー?」


「みんなにはちょっと難しいかもだけど、ちゃんと説明するから安心して。まずは、公認会計士のお仕事を理解してもらうために、みんなにこれを配りまーす」


 小学生としてもっともな質問に、佐々木はすぐに答えを示さず講義を進める。


 そうして集まった子どもたちに配られたのは、なぜか輪ゴムであった。


「輪ゴム?」


「正直、公認会計士について説明するのは、みんなにはちょっと難しい話になるのね。だから、なんとなくこんなもの、ってわかってもらえるような遊びを考えてきたから、みんなでやってみましょう!」


『おぉーっ!』


 膨大な数字を扱う公認会計士に、なぜ輪ゴムなのかはさておき、子どもたちも興味をそそられたのか佐々木への関心を一気に高めた。


 興味を引けたことに気を良くした佐々木は、早速用意していた遊びを説明し、上手いこと会計士の仕事について絡めていく。


 おそらく、全てを理解した子どもはいないだろう。それでも、楽しかった記憶としては残ったことは、かれ//(時間切れ)




 二回目

 お題『かゆくなる天才』

 必須要素(無茶ぶり)『下駄箱』

 文字数『790文字』 未完


 タイトル『天才の人格者に与えられた欠点』


 天は人に二物を与えない。


 生まれながらに優れた才能があっても、複数の美点が与えられることはない、という言葉だ。


 わかりやすいのは、人格的欠点。能力的に優秀だと、人より驕りやすくなる傾向は否定できない。


 いき過ぎれば選民思想に繋がり、傲慢という欠陥を抱えて生きることになる。


 たとえ外から見れば完璧に見えるような人物でも、彼あるいは彼女が人間である以上、生物的または人間的欠陥からは逃れられない。


 だからそう、たとえ能力的にも人格的にも欠陥がない人物がいたとすれば、帳尻合わせで欠陥を背負わされることもある。


「ぎゃあああっ!?」


「うおっ、びっくりした!」


 とある高校の下足箱の前で、一人の男子生徒が絶叫した。隣で一緒に登校していた友人は、びくりと肩をすくませる。


「どうした、朝っぱらから? また突飛な発明のアイデアでも落ちてきたのか?」


「かぁーゆぅーいぃー!!!!」


「はぁ?」


 苦笑しながら驚かされた男子生徒が冗談を飛ばすも、絶叫した男子生徒は右手を掲げて手を震わせる。


 さすがに意味がわからず眉を顰めた男子生徒は、つい先ほど絶叫した友人が開いた下足箱の扉をのぞく。


「……とろろ? またピンポイントに効く嫌がらせを」


「かゆいぃ……どうしたらいい……?」


「あー、ひとまず水道で洗ってこい。絶対かくなよ? お前の敏感肌は病気レベルなんだから」


「わ、わかってるよぉ……」


 痒みを訴える男子生徒は泣きながら外に出て、残った男子生徒はすりおろされた山芋を充填された上履きを持ち上げ、辟易と口を歪ませる。


「勉強や運動じゃ勝てないからって、こういう洒落にならない嫌がらせするとか、人間として終わってんな」


 大袈裟な言葉に聞こえるが、こと被害を受けた生徒にとってはそうではない。


 敏感肌、といわれたが実際はそう//(時間切れ)


 タイトルで『天才』とか『人格者』とか入れている割に、該当キャラにそれっぽい描写を入れられなかったので失敗したな、と思いました。難しい。


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