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895回目 2021/8/25

 初っぱな、下ネタが連発します。お題のせいです。私の責任ではありません。


 一回目

 お題『1000の父』

 必須要素(無茶ぶり)『チューペット』

 文字数『1087文字』 未完


 タイトル『俺の母親クソビッチ』


「というわけで、これがあなたの父親候補です」


 ドン! と机に置かれたのは、今まで見たことがないほどの書類の束。


 これだけ見たら会社の上役にでもなった気分だが、中身は全部おっさんプロフィールが書かれたお見合い情報なのだから泣けてくる。


「……ちなみに、何人いんの?」


「若い頃はヤンチャしてたからなー。ざっと千人強?」


「多すぎだろクソビッチ!! 俺が孕むまでの推定期間で何人とヤってんだ!?」


「えー、だから千人強?」


「常識で考えろ!! ソープにぶち込まれてAVに放り込まれても、たった数ヶ月で四桁人数なんかいくわけねぇだろ!! いったとしても過労死するわお前が!!」


「こら! お母さんにビッチとかお前とか言わないの!」


「主な問題はそこじゃねぇ!!」


 つかれる……この母親本当に疲れる!!


 高校生になって明かされた、うちが母子家庭だった本当の理由が、まさか父親が特定できなかったからなんで理由とは思えなかった。


 普通いても数人程度だろうに、俺の場合は候補だけで千人超えてるとか馬鹿げてるとしか言いようがない。


 ってか、こいつが若作りできてる理由はそれか? 男から精気吸い取って若さをキープしてんじゃないだろうな?


 この前なんかスーパーで買い物してたら姉弟に間違われたし……母親のその時の嬉しそうな顔ったら。


「まぁまぁ、おやつでも食べながら気軽に探しましょう?」


「チューペットとかガキかよ! まともな菓子が出てきた覚えもねぇけど!」


 もうすぐ十六になんのに、扱いが五歳の頃から変わってない気がすんのは勘違いじゃなかろう。


 このビッチ、俺をどこまでも幼年のガキ扱いする気だ。


「こちとら精通もとっくに終えてんだぞ!? いい加減ガキ扱いはやめろっつの! あと車にチャイルドシート置きっぱなしにすんのもやめろや! 顔も名前も知らん弟や妹ができても対処できねぇぞ!!」


「え?! 何、息子食べちゃっていいの?!」


「いいわけねぇだろ話し聞けや色ボケババア!!」


 精通だけに異様な反応してんじゃねぇよ、寒気がしたわ!!


「はぁ、くそ! で? なんでいまさら父親探しなんかしないといけないんだよ?」


「……ノリ?」


「この用紙全部燃やしてこい」


 馬鹿だった。聞いた俺も、聞かれたビッチも。


「うーん、本当は愛息子のために財産搾り取ろうと思ってたんだけどぉ。だって、散々ヤっといて子どもできたら知らんぷりして養育費も出さないクズ連中だよ? 私が女手一つで立派に育てたのはいいけど、やっぱりしぼれるところ//(時間切れ)




 二回目

 お題『恥ずかしい病気』

 必須要素(無茶ぶり)『丑三つ時』

 文字数『900文字』 未完


 タイトル『文明病』


 草木も眠る丑三つ時……って時代はいつのことだったんだろうか?


 電気と電灯が開発されてから、人間は夜の闇を遠ざける術を得て、活動時間を多く取れるようになった。


 仕事を可能とする範囲を引き延ばせたのと同時に、人間としての限界をも引き伸ばされてしまった。


 活動時間の増加は、すなわち休息時間の減少を指す。


 より豊かな生活を送るためには、夜遅くまで無理を押して働かなくてはならない時代になった。


 昔では考えられない労働環境は、現代に生まれて仕舞えば当たり前の常識となり、誰も疑問を覚えなくなっていく。


 そうして、人間は知らず知らずのうちに、全体の発展を名目に個人の心身を犠牲にしていっているのだ。


「……うぐぅ」


 たとえば、この男。


 起床するなり体を縮こまらせ、低い唸り声をあげている様は痛々しい。


 誰が見ても苦しんでいる様子から、声を漏らさざるを得ない程度の痛みと戦っているのが容易に想像できる。


 男は病にかかっていた。


 これも、現代の急速に変遷した労働環境の変化による犠牲に違いない。


「痔が、いてぇ……っ!」


 そう、彼はいぼ痔だった。


「くそ、寝返りで潰したか? いや、それならもっと痛いか……にしても痛い」


 彼の仕事はデスクワークが中心で、仕事中はほぼ一日椅子に座りっぱなしである。


 そこへ残業のストレスや栄養バランスの悪い食事など、負の要因が積み重なって病魔に巣食われてしまったのだろう。


「病院……でも、痔だしなぁ」


 発生からだいぶ経っているが、この男は未だに病院へ出向いたことはない。


 理由は単純、恥ずかしいからだ。


 適切な治療を受けるためには、患部を見せなくてはいけない。それが、男には痛みより堪え難かった。


「うちの近くにある消化器外科の先生、めっちゃ美人なのにけつ穴見られるとか……」


 以前、胃潰瘍で通院した際に面識があり、異性として気になってしまった相手に、病気だからと尻を向けられるか?


 人それぞれ意見はあるだろうが、この男の場合はけつを晒すことなど考えられなかった。


 かといって、別の病院//(時間切れ)


 読み直すとどちらも出落ち感がひどく、綺麗に終わらせられませんでしたね。いやぁ、やっぱり『(起承転)結』は難しいですね。


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