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863回目 2021/7/24

 初っぱなから汚い話になります。


 一回目

 お題『謎の排泄』

 必須要素(無茶ぶり)『グーグル』

 文字数『1087文字』 未完


 タイトル『目標はセンターを横切ってボトリ』


 排泄は人間……というより、ほとんどの生物が必要な行為だ。


 わかっている。僕だってするし、誰とも知れない女の子だって毎日やっていることだろう。


 でも、まさか。


「これは……立派な……」


 まさか、舗装された道路の上に放置されているとは思わないだろう。


 それも、明らかに野犬や野良猫の類じゃない、人間がしそうな量となればなおさら。


「……えっと、道端で他人の野糞と遭遇した時の対処法は」


 あんまりな出来事に混乱していたんだろう。僕はいつもの癖のようにスマホを取り出し、なんでも答えてくれるグーグル先生に泣きついた。


 結果、まともな回答は得られなかった。さすがのグーグル先生も、野に放たれた人糞の扱いには困るらしい。


「いやいや、落ち着け。まずは落ち着こう。こういうのは飼い主が拾って処理しなきゃならないんだから、マナー違反になるわけで」


 あれ? ということはこの辺りに人間を飼育している鬼畜野郎が住んでいることになるぞ?


 だめだだめだ! 野糞に頭が持っていかれすぎている。


 野糞は野糞でも、これはペットの粗相じゃなく、誰かの垂れ流しだ。明らかな故意なのだ。


 だから動物愛護法とかそういうのじゃなく、刑法とかに分類される事件のはず。


 これは人の問題。人間社会のルール違反。たとえ動物でも飼育者の責任だから人間の仕業。


 ……よし、落ち着いてきた。


 大丈夫、たかだか誰が残したかもわからないダイイングメッセージが残されていただけじゃないか。とても大胆な犯行だったことは、想像に難くないが。


 しかし、どうして道端じゃなくて中央に置かれているんだ? 車が来たら危ないだろうに、堂々と道を占拠して致したわけでもあるまいに。


「いや、あるいは本当にそうなのか?」


 車道を占拠してズボンをずり下ろし、猥褻物を陳列しながら排泄物を鎮座させた?


 ありえない……と思いたいが、現実に道路の中央に人のうんこが横たわっているわけで。


 常識的に考えればあり得ないものの、既に行われた所業が常識はずれなのだ。固定観念は捨てたほうがいい。


「とにかく警察に電話して……」


 本来のスマホの使い方を思い出した僕だが、またここで指が止まる。


 なんで通報する?


 わざわざ110番に連絡するくらいだ。相当な理由もこちらが用意しなければ、警察の人たちも動きにくいだろう。


 緊急性が薄いのも、電話に踏み切れない要因としてある。誰かの命が脅かされていたら迷わないが、これは……誰かのモラルが脅かされているだけだ。


 なんてほうこ//(時間切れ)




 二回目

 お題『哀れな大雪』

 必須要素(無茶ぶり)『豊胸手術』

 文字数『890文字』 未完


 タイトル『殺人事件が起きそうなシチュ』


 ガタガタと窓がうるさくがなりたて、室内にいる俺たちも気が気じゃない。


 突風の中には大量の雪が混じり、名前の通りの暴風雪になっていた。


 どうしたもんか……窓から視線をロッジの中に戻すと、俺を含めて十人弱のスキー客が各々探していた。


 山の天気は変わりやすい、なんてよく聞くけど、まさかこんな急激に変わるとは思わなかった。昼まで雲ひとつない快晴だったのに、昼過ぎにはこれだもんな。


 それに、俺は一人でスキーに来てた分、残りのメンツが団体二組でつるんでいるから普通に気まずい。


 こんなことなら、誰でもいいから知り合いを引っ張ってくるんだったと後悔しきりだ。知り合いがいないから、気を紛らわせる軽口も言えない。


「天気、良くなるかな?」


「さぁな。外がこれじゃ身動きも取れないし、大人しくしてるっきゃねぇだろ」


 あっちは、大学生のサークルっぽい雰囲気の集団。男女半々くらいで、ここに来てからずっと一塊で行動している。


 男の方が部長、ってところだろうな。事あるごとに意見を聞かれてるし、隣のかわいい子が彼女っぽいし、間違いない。


 俺、大学生時代はバイト三昧だったから、ああいうの見ると普通に羨ましい。いーなー、モラトリアム期の最後の青春って感じで。


「だから、やっぱり私に足りないのは胸だと思うの! 豊胸手術しか道はないの!」


「本当にそれだけ? 顔はともかく、モデルの割には身長も足りないんじゃない? あ、キッズモデルなら納得だけど」


「カッチーン! 今思いっきりケンカ売ったね? 上等だ表出なさいよ若作り!」


「はぁあ!? うるせぇんだよクソガキが! どっちが上かわからせてやる!」


 あっちは……あぁ、バッチバチのモデルさんグループか。


 女性ばっかりのグループだけど、見るからに仲は険悪。グラビアモデルの同僚っぽいんだけど、交わされる会話が普通に怖い。


 特に一番背の低い人と、一番背が高い人のバチバチがヒートアップしたまま収まらない。


 あの人たちの会話を拾うに、雑誌の撮影の打ち上げを名目に来たらしいんだけど、なんでこんなに//(時間切れ)


 相変わらず、お題と無茶ぶりの要素が離れすぎていると組立が難しいです。『哀れな大雪』に『豊胸手術』など、ぱっと浮かぶものでもありませんし。


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