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860回目 2021/7/21

 まれによくある、宗教関連連続回です。


 一回目

 お題『私と信仰』

 必須要素(無茶ぶり)『にゃんまげ』

 文字数『879文字』 未完


 タイトル『信じた者は救われない』


 私は宗教が嫌いだ。


 両親が怪しい新興宗教にハマり、家庭がめちゃくちゃになったから。


「……またか」


 着拒したのに、また公衆電話から両親が電話をかけてきたらしい。朝起きたらまた何件も履歴が残っていて、毎日の日課のように全部消していく。


 大学に進学して、あの異様な家から一人暮らしできて安心していたのに。本当、嫌になる。


「もう放っておいて欲しいんだけどな」


 寝起きなのにどっと疲れて、また布団に寝転んでしまう。


 手元が寂しくなって、枕元に置いていたにゃんまげ(ちょんまげをつけた猫のキャラクター)のぬいぐるみを抱きしめる。


 用件はわかっている。どうせお金……お布施の催促だろう。私は信者じゃないのに、いつまでも巻き込もうとしてくる。


 両親が入信したのは、よくある詐欺の手口を利用したやばいところ。お金は不浄だからと、お焚き上げの名目で信者からお布施を集め、少しずつ規模が大きくなっているらしい。


 なんでも、両親がハマった理由が家族の不幸を次々当てたから、とか言ってたけど、そんなの当てずっぽうでも似たようなことを言えば誤魔化せる。


 それに、あそこの教祖とか名乗っていた男は、もう全身から怪しいオーラを出していた。神聖なものはまったくなく、胡散臭さが全開のオーラ。


 特に、当時高校生だった私を連れた両親の前で、気持ち悪い目で体を見られたのが不審な根っこにある。ことあるごとに二人きりになろうとしてたエロジジイに、どうして好感が持てるんだろうか?


「どうしたらいいんだろ、本当」


 ごろんと寝転がって、天井を眺める。


 警察にはとっくに相談している。詐欺案件として扱うよう話しているし、実際に事件として扱ってくれていると聞いている。


 けど、洗脳されてる両親をどうしたら正気に戻せるのかは、まったくわからない。


 他にも信者が多いようだけど、私みたいにあの宗教に家族を洗脳され、無事だった人が本当に少なくて、被害者の会なんかも作れない。


 どうやってあんな大勢の人を洗脳しているのかわからないけど、ほぼに//(時間切れ)




 二回目

 お題『反逆の神様』

 必須要素(無茶ぶり)『バツ印』

 文字数『758文字』 未完


 タイトル『反逆の信徒』


 力の弱さを嘆いているか?


 復讐したい相手はいるか?


 恨みを晴らさずにはいられないか?


 ならば集え、仇討ちのバツ印に。


 反逆の神が、見つけられるように。




「集まるもんだな。あんなふわふわした誘い文句に」


「それだけ縋りたいんだろ。この世は権力が人を殺しすぎる」


 笑みを浮かべて軽口をたたく男二人は、少なくない集団の中にあった。


 ちょっとした小劇場なら開ける広間に、壇上の幕には真っ赤な布地に黒のバツが描かれている。


 身なりも性別も年齢もバラバラだが、この会場に集まった人間は皆、一つだけ共通点があった。


 瞳に憎悪を燃やしている。


 それは軽口をきいた男たちも、例外ではない。


「まあ、俺たちは摘発する側なんだけど」


「……なんのための潜入か、わかっていないのかお前は?」


「誰にも聞こえないようにはしてるだろ? そうピリピリすんなよ、たかだか小さなテロリストどもの集まりに」


「その被害規模が広がっている事実を忘れるな。国の秩序のために、いざというときは全員眠ってもらう」


「あー、怖い怖い。仕事熱心なのはいいことだ」


 構図としては、男二人が政府側の諜報員。他はすべて、テロリスト認定された人々だろう。


 この国では、最近になって私怨による殺人が急激に増えた。


 しかも決まって、被害者は社会的地位の高い者ばかりで……悪い噂が絶えないことでも有名だった。


 無責任な市民は歓迎する声をあげるも、政府側からすれば要人が次々と暗殺されている状態をよしとはしない。


 次は自分に刃が向けられるかもしれないのだから。


 そんな恐怖心から派遣されたのが、諜報員の二人。


 与えられた任務は、要人暗殺を成功せしめている集団の特定と、可能であればせんめつ壊滅。//(時間切れ)


 最近、構成力について考えることが増えました。今好きなマンガである、『アンデッドアンラック』や『破壊神マグちゃん』の構成力の高さを評価している人が多かったので。


 あとは文章力もそうですかね。小説的に文章力が高いと、日本語を『直感』で『誤解なく』読めますよね。これできる人、本当に少ない印象です。


 文章量が多くても『さらっと読める』ような小説を、おいおい書いていきたいとないものねだりする今日この頃でした。


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