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849回目 2021/7/10

 今回は明らかにダメなクオリティでした。


 一回目

 お題『オチは動揺』

 必須要素(無茶ぶり)『北海道』

 文字数『1003文字』 未完


 タイトル『面白いの行き先』


「サバイバル企画?」


「そうです。ほら、無人島生活とか脱出とか、そういうの見たことありませんか?」


 一応、プロデューサーをしてくれてる人からの提案に、あんまりいい反応は返せなかった。


 たしかに最近、メディア露出が増えてきて仕事の依頼も増えているらしいけど、一つ大きな問題があることをこの人は忘れてしまったのたろうか?


「いや、そういう体張った仕事はちょっと……。私、っていうか他のメンバーもですけど、全員ほぼ引きこもりですよ?」


「だから面白いんじゃないか! ネット環境が制限された状態でどこまでやれるか、すっごいチャレンジ企画になると思うんですよ!」


「興奮してるところ悪いですが、下手すりゃ死にますからね。そこんとこもう少し考えてくださいよ」


 私も含め、仮押さえされてる出演者予定のメンツがみんな、動画投稿者なんだから。


 そりゃあ、自分の体張って企画ものする投稿者もいるけど、私はゲーム実況がメインだし、他の人たちも歌い手さんとか絵師さんとか、室内で事足りる動画がメインの人ばかり。


 画面に積極的に出ないからわからないかもしれないけど、そういう人たちはたいてい見た目が不健康そうで、実際は健康な人が多い。


 家から出ないからすごく太ってたり、逆に栄養が足りてなさすぎてガリガリだったり。


 リアル体型を露出する人はまだ気を使うけど、画面外にリアルの自分を逃す投稿者なんて、ほとんどテレビ映えなんてしないのが現実だ。


 そんな、画角って聖域から外された素人ばかりを集めて、やることがサバイバル?


 絶対上手くいない自信があるよ。こういうのつて、もう少し体力や知力のある人を選出した方が盛り上がるんだけどなぁ。


「ちなみに、ロケ地の候補はどうなってるんですか?」


「知床です」


「……は?」


 一瞬、自分の耳がおかしくなったかと思った。


「すみません、もう一度おっしゃってもらえませんか?」


「知床ですよ。北海道の」


「本気ですか? 年末企画なんですよね? 冬の北海道でガチサバイバルとか、死ねって言ってるようなものでしょう?」


 このプロデューサー、頭にウジでも湧いてるんじゃないだろうか?


 知床ってたしか、世界遺産に登録されてたよね? 自然公園的な。


 独自の美しい自然や景観を守るために保護されてて……野菜のヒグマも平気で出てくるきけんちた//(時間切れ)




 二回目

 お題『簡単な弁当』

 必須要素(無茶ぶり)『ラジオ』

 文字数『1005文字』 未完


 タイトル『懐かしいお弁当』


 子どもの頃の遠出は、いつだって冒険だった。


 遠出、なんて言っても子どもの足か、伸びてもせいぜい自転車で行ける範囲まで。


 実際は大したことのない行動範囲でも、当時の自分にとっては間違いなく大冒険だった。


「いえーい! 一番乗り!」


「あー、負けたー!」


「ま、まってよー」


 小学校に上がるか上がらないかくらいの頃は、俺もガキ大将みたいに活発だった。


 近所の男友達と妹分連れて、ちょっとした山や林をかき分けて遊んでいた。


 特に山の方には秘密基地なんかを作ったりして、うちにあったラジオを荷物にねじ込んで三人で聞いていたものだ。


「それじゃあ一番だった俺が番組を決めるぞ!」


「またお前かよ……ちょっとは僕たちに譲ってくれてもいいだろ」


「はぁ、はぁ……つかれたぁ」


「うー、しゃあねぇなぁ。今日はマナミが決めていいぞ」


「え?! いいの?!」


「おい、言い出しっぺは僕だぞ!!」


「明日はタクミに決めさせてやるよ」


 ラジオの選局は、ちょっとした特権扱いになってて、どんな番組でも楽しく騒がしく聞いていた気がする。


 俺はトークバラエティ、タクミはラジオドラマ、マナミは音楽番組が多かったかな。


 朽ちかけのほったて小屋に居座って、ただラジオを聞いているだけで楽しかった。


「今日のお弁当は作ってきた!」


「えー、この前まずかったじゃんか」


「シュウ兄、お母さんに作ってもらおうよ」


「ふん! 今回は絶対美味しいからな! 文句言ったことを後悔させてやる!」


 そうそう、この頃から料理に目覚めたんだったか。


 最初はぐちゃぐちゃで我ながら酷い出来だったが、負けず嫌いが発揮されて簡単な弁当なら作るようになったんだ。


 一生の趣味としては、きっかけもクソもなかったと思う。


「……ここ、こんな近場だったんだな」


 思い出があふれる里帰りで、立ち寄った秘密基地は記憶にあるよりさらにボロっちくなっていた。


 でも、当時の記憶はまるで昨日のことのように思い出せる。


「タクミとマナミが結婚して、一人あぶれた俺は寂しくボッチ飯か。笑えるわ」


 この日も俺は弁当を作っていた。実家のキッチンを借りて、最初にうまく作れたサンドイッチを簡単に詰めただけの弁当を。


「まさか、こんなところに持ってきていた俺の飯が、星付きになるなんてな」


 趣味が高じて//(時間切れ)


 与えられた材料がざっくり過ぎると、落ちてくるネタの振れ幅が大きくなりますね。思いついたものを書いたようですが、ぜんぜんしっくりこなかった感じがします。


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