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817回目 2021/6/8

 一作目はちょこちょこ誤字脱字が目立ちました。


 一回目

 お題『無意識の海』

 必須要素(無茶ぶり)『ステマ』

 文字数『948文字』 未完


 タイトル『仮想世界の片道切符』


「あー、またこのゲームか」


「どした?」


「いやさ、SNSでよく見るんだよ、このゲーム面白いからおすすめ、って」


「よくあるステマの類じゃん。何がそんなに気に入らないんだよ?」


「また、っつったろ? 多すぎるんだよ、これ」


 どれどれ、と俺もスマホでSNSアプリを起動し、適当にスワイプしてみると……あぁ、出てきた。


「あー、確かに多いな。『無意識で見る夢を利用する画期的なゲームです』? 胡散臭すぎて笑えるわ」


「ジャンルはMMOっぽいけど、なんかそんなの聞いたことなくね?」


「あぁ、VRMMOってジャンル化されたアニメだかなんだかのやつ? フルダイブ型とか、いくらなんでも夢見すぎだよな」


「今のVRはせいぜい視覚を騙すくらいで、他は全然だしな。たしか、設定的に脳に直接電気流すとか何だろ? 健康被害とかもどうなんだ? って話だし」


 あー、たしかにそんなことを問題視しているアニメもあったか。いや、小説だったか?


 にしても、もしそんな『夢』を利用するようなVR技術が確立されているとしたら。


「このゲームってあれか? フルダイブ型VR機器のテストモニターを探してたりして」


「ん? どうゆうことだ?」


「だから、そのままの意味。『夢みたいな感覚で操作できるゲーム』とか言って、脳に直接働きかけるデバイスの実験体にするんだよ。で、データをとって安全性とかスペックとかを確認する、みたいな」


「まさかぁ、そんな人体実験みたいなこと、大っぴらにするか普通? ないない、陰謀論の読みすぎだよ」


「でも怪しくね? だってほら、俺がまたステマっぽい書き込みしてるやつ、ほとんどが動画投稿者のアカウントだぞ? それも、登録者数がだいぶ多めの」


「あー、それは気になる。俺が見つけたのも、テレビで見るようなタレントのアカウントが多いから」


「だろ? やっぱなんか企んでんだよ、『無意識の海』ってゲーム作った会社」


「はははっ、だったら面白いのにな」


 馬鹿話をして盛り上がり、それでこの話は終わった。


 そのはずだったが、数ヶ月後。


 陰謀論じゃないんだから、と馬鹿にしていたそいつが、『無意識海』のテスターになったと報告を残して以降、消息を絶った。


「//(時間切れ)




 二回目

 お題『高い孤島』

 必須要素(無茶ぶり)『恋愛』

 文字数『1058文字』 未完


 タイトル『私有地の孤島にて』


「はーい、お肉焼けたよー」


「おー、待ってました!」


「おなかすいたー!」


「早く食べようぜ」


 大学生初めての夏休み。


 私は今、場違いなキャンプに参加させていただいてます。


「ほっ、ほっ」


「あれ、君さっきからずっと串焼いてない?」


「え、そうですかね」


「適当に切り上げてこっちきなよ。せっかくのキャンプに調理係じゃ面白くないでしょ?」


「あははー、気をつけまーす」


 察して、できる仕事を積極的にやって輪から逃げてることを。


 というのも、このメンバーは私が入ったテニスサークルの先輩たちが主催した、まあレクリエーション的な旅行になるんだけど。


 その先輩たち、結構なお金持ちが多いらしくて、なんか気が引けることばっかあるんだよね。


 今いるこの海辺だって、先輩のお父さんが購入した島ってんだから、もうね、庶民としては怖くなるわけですよ。土地代とか旅行費の総額とか。


 だって、参加費とか特に徴収されなかったんだよ? 怖いじゃん? 美人局来るパターンじゃん?


 だから私は、今のうちにできることを見つけて少しでも旅行代の返済に努めている、つもりでいる。


 他の女の子たちは、まー先輩たちの財力に目が眩んでか、好き放題遊んでるけどね。


 貧乏学生の私には持ち合わせない鈍感力だわ。あー、うらやましー。


「ねぇ、君」


「はいはい、お肉多めの串はこれですよー」


「じゃなくてさ。そんなに動き回らなくていいんだよ? ほら、誰かやってくれるだろうしさ」


 他の人たちと同じように対応しようとしたら、私から仕事を取ろうとする人が現れた。


 この人は金持ちかどうかはわからないが、なかなか格好いいと評判の先輩だ。見た目もそうだが、中身がなかなかのイケメンらしい。


 今だって、私がうまくメンバーの輪に加われていないのを心配してくれたのかもしれない。


「誰かがやってくれる仕事って、誰かがやらなきゃいけないことですよね?」


「あー、まぁ、うん」


「じゃあ、私がやりますよ。先輩こそ、皆さんと楽しんでください」


 ただまあ、それに私が甘えられるかは別問題なわけで。


 こちとら、奨学金の返済が今から怖くてビビってるくらいの金欠学生だ。


 あんたたちお金持ち勢とは、生きてる環境が違うのよ。


 後から旅行代を請求された場合、少しでも免除してもらえるようにポイント稼ぎに忙しいのだ。


 なので、お気遣い無用です! いっそ私なんていないと思っていただいた方がうれしい//(時間切れ)


 急いで書いたんだろうか? それとも眠気と戦いながら書いたからか? どちらもあり得そうでしたが、記憶にないのでどうしようもありませんね。


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