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816回目 2021/6/7

 まさかの『逃亡犯』かぶりでした。


 一回目

 お題『消えた逃亡犯』

 必須要素(無茶ぶり)『ブラウン管』

 文字数『984文字』 未完


 タイトル『逃げきれない犯罪者』


「犯罪者ってさ、どうやって逃げ切ろうとするんだろうね?」


「……はい?」


 唐突に何を言い出すんだろうか、こいつは。


 そんな新聞沙汰の話をするような空気じゃなかっただろうに……いや、俺たちは新聞部の部員だから、全く無関係ではないだろうが。


「いきなりなんだよ?」


「いやさ、ちょっとこのニュース見て思っただけ」


 突きつけられたスマホの画面には、『五億円事件の犯人の独白?!』と題された記事が映っていた。


 一言ことわってから内容を読ませてもらうに、どうやら俺たちが生まれる前、それこそテレビがブラウン管だった時代の事件の、自称犯人がネットにいろいろ書き込みをしたらしい。


 それもブログ形式で。


「……うさんくさっ」


「まぁその事件、とっくに時効を迎えてて仮に本当の犯人だったとしても、逮捕とかできないらしいけどね」


 どうやら記事の内容は既に目を通していたらしく、俺が読み終わる直前の情報を口頭で教えてくれる。


「なるほど……で? 何の話だっけか?」


「逃亡犯はどうやって逃げ切ろうとするのか、だよ」


「逃亡の手段と計画のことか? そんなん、事前に色々下調べして、ルートの確保とかするもんなんじゃねぇの?」


「僕が気になっているのは、事件直後というよりも事件後のことだ」


 ん? と首を傾げかけるも、すぐにこいつの言いたいことが浮かび上がってきた。


「逃亡に成功した後、どうやって逃げ続けることができるのか? ってことか?」


「それは手段だろう? 僕はどちらかと言うと、動機の方を知りたいんだ」


「逃げ続けられるためのメンタルとか、モチベーションの持続方法みたいな?」


「うん、それに近いかな」


 何を言ってるんだ、こいつは?


「そんなの、警察に捕まりたくないからだろ。ついでに、刑務所で粗末なご飯を食べたくないからとか、行動の自由を奪われるからだとか、それこそいろいろあるんじゃねぇの?」


「でも時に、逃亡した犯罪者は自分が起こした事件を武勇伝のように語る者もいる。現に、酒を飲んだ本人の自白によって逮捕された例もあるらしいよ」


「それは……そいつがただの馬鹿だっただけだろ?」


「なら、今回のブログに関してはどう思う? 仮に投稿主が犯人だったとして、逃げ切った後に反抗を自供する必要はなかったわけだ。なのに//(時間切れ)




 二回目

 お題『ぐふふ、逃亡犯』

 必須要素(無茶ぶり)『十字』

 文字数『1081文字』 未完


 タイトル『何でも探偵事務所』


「……おーい! 猫ちゃんやーい!」


「あの、この捜査無駄じゃないですかね?」


「何でだ? 事件を紐解くには、まず被害者から話を聞かねばなるまいよ」


「被害者、しゃべれませんけど」


 真面目に公園の植木へ頭を突っ込む所長に、もうなんて声をかけたらいいのか。


 今回、うちの探偵事務所に来た依頼は、ひさしぶりに浮気調査以外の調査依頼だった……うん、調査依頼には変わらないんだけど。


 その名も『連続野良猫傷害事件』、と依頼者は勝手に名付けていた。


 なんでも、この近辺の野良猫が突然人間を怖がるようになって、何とか一匹捕獲してみたら人為的な十字傷があったのたとか。


 依頼者からもらった写真には、数匹の猫の体に痛々しい傷が刻まれていて、どれも違う猫、違う部位にやられていた。


 何でそんなことをしていたのかと言うと、依頼者は犬や猫の保護を仕事にしているらしく、さすがに見逃せないと探偵を頼ることにしたそうだ。


 なお、警察には取り合ってもらえなかったらしい。まあ、地味な仕事っぽいし嫌がられたんだろうな、普通に。


「ねーこちゃーん!!」


「所長、近所迷惑です」


 で、その地味で面倒な仕事を引き受け、仕事をしているのがうちの探偵事務所唯一の探偵にして所長の彼である。ちなみに僕は助手らしい。


 事務員募集のアルバイトチラシを見て応募しただけの素人が助手とか、この業界は結構適当なんだなと思った。


「……うむ! いないな!」


「所長の声で逃げたのでは? 無駄に大きいですし」


「無駄ではないぞ! 元気が有り余っているだけだ!!」


「そうですか、いい運動になって良かったですね」


 適当に相槌を打ちつつ、少し見渡してみる。


 ……この公園、少し前までは猫の溜まり場になってたはずなのに、所長の騒がしさを差し引いても猫の姿がなさすぎる。


 ということは、やっぱりここで事件を起こした犯人がいるのか? ここにいた猫たちは、人間を恐れて隠れたか、逃げ出したのかもしれない。


「さて、どうしたものでしょうか」


「いずれにせよ、犯人は早急に捕まえねばならまいよ」


「はて、それはどうして?」


「この事件は『猫』が目的ではないからだ」


「はい?」


 また唐突に変なことを言い出した……でも、この人の推理、無駄に当たるんだよなぁ。


「猫につけられた十字傷、あれは目印であって目的じゃない。手段だと見ている」


「はぁ、野良猫に傷をつけて、さらに犯人は何かをしたいと?」


「そう考えているよ。例えば……狩り」


「は?」


「//(時間切れ)


 それにしても、内容がよくわからんものになったものです。何か書かなきゃ、って焦ってたのはわかりますけどね。


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