77回目 2019/5/31
何も書きたいことが浮かびませんでした。
大丈夫。
文章が浮かばなくても、表現がつたなくても、設定に多少の違和感があっても大丈夫。
怖がらなくていい。
安心して次の一歩を踏めばいい。
ただ表現を間違えただけなら、死ぬ訳じゃないから。
強くなくていい、ただ心を鈍らせることができればいいだけ。
鈍感に、無遠慮に、バカになれれば、自分が傷ついたことすら気づかない。
賢くあろうとするな、愚かになりきって前へと進む力にしよう。
白紙を埋めようと見渡した世界は、文字通り真っ白だけど、足跡を残すことをためらっては進めない。
清廉であろうとするな、人の美しさを過信していないのは自分の作品からも気づいているだろう?
汚いことはわかっている、受け入れるだけでいい。
とかく、真面目に向き合い過ぎている。
もっと心に余裕と、柔軟な考えを持とう。
この世に絶対も完璧もない。
物語であっても、現実であっても、そもそも人は不完全なのだから、完成を求めすぎるな。
それでも進めないなら、誰かが進んだ足跡を追えばいい。
無理に新しい道筋を作る必要はない。
誰かが進んで固まった道を歩けば、安定して安心して一歩を踏み出せるはずだ。
背伸びをしなくていい。
冒険は自分が安全だと思えるようになってからでいい。
それに、道は一つではない。
寄り道や回り道が、結果として一番の近道だったりすることもある。
無駄だと思うな、無為だと決めつけるな、無謀だと諦めるな。
それを決めるのは、自分の命が尽きるその直前でかまわない。
たとえ人から見ればどれほど滑稽な姿だったとしても、自分が全力であればそこに価値はある。
笑われている状態でも、笑わせていると思える胆力を持て。
失敗がダメなのではなく、失敗をしないことがダメなのだ。
失敗を積み重ねて、山のように敗北して、ほんのわずかな成功の兆しを見つけられればそれで十分だ。
一度で成功するなんておこがましい。
仮にもクリエイターの木っ端に属するならば、結果を憂うよりも結果を出せ。
出して出して出し続けなければ、当たるものも当たらない。
いいか悪いかは他人が決める。
自分が決めるのは、やるかやらないかだけだ。
ならば、やるしかない。
目隠し、耳栓、鼻栓、手探り、上等だ。
真っ白という暗闇をがむしゃらに進むのが、自分が身を置いた『書き手』という立場だ。
臆するな、動いてあがけ。
たいていの悩みなど、動いてしまえば取るに足らない。
やらずにうじうじするくらいなら、やった後で後悔しろ。
何でもいい――今そこに費やせる全力を、心のままに紡いでみせろ。
なので、適当に自分を励ます文を書いてみました。
私なりの○岡修造風の熱血自己肯定です……そうは見えないかもですが。




