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726回目 2021/3/10

 ようやく現実の日付に追いつけました。


 一回目

 お題『遅すぎた妄想』

 必須要素(無茶ぶり)『恋愛要素以外』

 文字数『1069文字』 未完


 タイトル『無駄だったはずの妄想』


 中学生の頃、同じクラスで席の近い男子が話していたことを思い出した。


『もし、授業中にテロリストが学校を攻め込んできたらどうする?』


 荒唐無稽なもしも話に花を咲かせる男子たちに、横目でバカだなぁ、なんて言ってたっけ。


「きゃああっ!?」


「騒ぐな、ガキども! 殺されてぇのか!?」


 まさか、高校生になってあり得ないシチュエーションに遭遇するなんて、夢にも思わなかったなぁ……。


 教室には銃を持った男たちが声や行動で威嚇し、先生やクラスメイトたちはすっかり怯えてしまっている。


 私も怖い、けど、あまりに現実離れした状況に帰って冷静になってしまった。


 周りのみんなが混乱してくれているから、ってのもあるんだろうけど。


「さて、どいつが金のなる雌鶏になるんだ?」


 しかし、まさか国内有数のお嬢様学校に突っ込むとは。犯人の度胸もすごいが、そもそもセキュリティーがどうなってるんだ?


 私学の女子校で上流階級が勢揃いとなったら、警備だってもっと厳重だろうに。


 私みたいな推薦入学の特待生制度利用の生徒は別にして、政治家とか社長の娘なんてザラにいる学校だよ? もっと危機感持とうよ。


 それに、これだけ物騒な事件が起きているにもかかわらず、校内がやけに静かなのが気になる。


 多分だけど、この状況はうちのクラスだけじゃないな。ということは、犯人はかなりの団体さんと見える。


 警察が来るまでにアクションを起こすか否かで、私たちの求められる覚悟が違ってくるな。


「おい、お前ら! このクラスで一番の金持ちの家はどいつだ!?」


 おっと、もしかして警察の介入がある前に誘拐パターンですか? そこから身代金を手に入れて逃亡、って腹づもりかもね。


 警察が来てから、何かしらの政治的なメッセージを送るタイプの輩なら、何日も監禁されるルートがあったんだけど、この様子じゃ誰かを生贄にするスケープゴートルートが優勢っぽいな。


「ひっ、ひぃっ!」


「おい先生さんよ、あんたなら知ってんだろ? 誰がどんくらいの資産を持った娘か?」


 矛先が授業をしていた先生に向くが、恐怖で喉がひきつり声になっていない。


 教師に目をつけるのは当然か。情報管理の程度はどうあれ、生徒の個人情報を知れる機会があるのは生徒よりも学校側の関係者だろう。


 この頃は情報の取り扱いに厳しいから、個人情報の管理は徹底されているはずだが、名簿が一冊もないなんてバカなことはないだろうし。


「こ、この子!」


「あん?」


「このこ//(時間切れ)




 二回目

 お題『どこかの同情』

 必須要素(無茶ぶり)『二号機』

 文字数『1100文字』 未完


 タイトル『セカンドの哀愁』


「なぁ、二号機って可哀想だよな」


「何の話?」


「……ロボアニメ?」


「何で疑問系だよ」


 家に遊びに来た男友達が、いきなり変な話をし出した。


 今お前が読んでるの、俺のラブコメ漫画だろうが。どっからロボアニメの話題になったんだよ。


「いやさ、今読んでる漫画で二人目のヒロインが出てきたところまで読んでふと思ったんだ」


「てめぇ、今崎さんに謝れ。めちゃくちゃかわいいキャラだろうが可哀想とかどんだけ上から目線だコラ」


「いや、誰もそのヒロインのこと言ってねぇじゃん……ってか、このキャラ今崎っていう名前なのか? まだ名前出てないんだけど?」


 あ? ……そういえば今崎さんって初登場時は主人公とすれ違う意味深キャラだったっけ? 後に周りのボケキャラにつられてツッコミ担当になるけど。


「じゃあなんで今崎さんが二人目のヒロインだって分かったんだ? お前ラブコメマスターか?」


「意味わからん称号をありがとう。ただ単に次の単行本の表紙になってるキャラだったから、ヒロイン枠かなって思っただけだよ」


「メタ読みか……お前も修行が足りんな」


「むしろお前がここまでラブコメにのめり込んでんのが意外だったわ」


 それはさておき、と勝手に占領して寝転んでいた俺のベッドから上半身を起こし、あぐらをかいてこっちを向く。


「いやさ、二号機っていろんな作品に出てくるけど、結局一号機とかにクローズアップされがちじゃないか? 後継機で強いはずなのに、影薄いというかさ」


「ロボアニメの話だよな?」


「むしろ俺、ラブコメ知らねぇから」


「……まぁ、あの有名なロボットアニメでも、二号機って割と敵側が使ってたり奪われたりしてるイメージあるな」


「そんで一号機の当て馬になって、気付けば壊されてフェードアウト、みたいな」


「そう言われれば、不遇なポジションではあるか」


 なんだろう、こいつに納得されかかってるのが少し気に食わない自分がいる。


「別に他の創作物でもいいけど、二号機とか二人目とかって、微妙な影響力しか残せない場合が多くね? って思ったらさ、なんか可哀想だなって」


「今崎さんはさておき、たしかに扱いづらい立ち位置ではあるんじゃないか? 今崎さんはさておき」


「お前この漫画めっちゃ好きだな」


「今一押しだ。汚したら殺す」


 本気で脅すと、口をへの字に曲げたこいつは汚いものでも触るようにして本棚に戻しやがった。


 こいつ、真面目に喧嘩売ってんのか?


「で、結局何が言いたいんだよ?」


「あ? あー、俺もよくわからん」


「なんだそりゃ」


「でもさ、//(時間切れ)


 一回遅れると、取り戻すのが本当にしんどいですね、毎日投稿って奴は。一気に投稿したからってチャラになるわけでもないですし。


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