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722回目 2021/3/6

 このごろ、思いっきり生活リズムが崩れました。


 一回目

 お題『うわ・・・私の年収、多数派』

 必須要素(無茶ぶり)『犯人は主人公』

 文字数『1020文字』 未完


 タイトル『私は転職希望中』


 最近、転職やキャリアアップに興味が出始めた。


「うわ……私の年収、平均的じゃん」


 きっかけは、仕事が休みの日にふと年収を調べたことから始まる。


 テレビを流し見していた時、たまたま転職で収入とやりがいをアップさせていた人の特集をやっていた。


 へー、思ってしばらくは普通にダラダラ過ごしていたが、ちょっと気になって自分の年齢と平均年収を調べてみた。


 結果、年齢平均とほぼ同じで良くも悪くも多数派の人間だと判明する。


「なんか……それはそれで嫌だな」


 正直な感想だった。


 金持ちになりたいか? と言われれば疑問だが、生活水準が同年代と同じでいいか? と言われればノーだ。


 ほんの少しでいい。周りよりも裕福な生活を送りたい。


 ついでにセクハラ・パワハラ上等のクソみたいな社内環境も改善したい。


 きっかけなんて些細なもので、それでも抱いた決意は割と固かったように思う。


「っつっても、案外いい条件の転職先とかないしなー」


 ひとまず、転職サイトに登録して自分が勤めてる業種や職種を中心に、中途採用の条件を眺めていった。


 けどまあ、特別な技能も何もない会社員じゃ条件なんてたかが知れてる。


 一番マシにしたい労働環境も、結局は働く人との相性が大事だから、ほとんど運任せに近い。


 明らかな地雷臭がする文言は避けられるけど、かといって自分と相性のいい人たちがいるかどうかは、行ってみないとわからないのが普通だ。


「かといって、給料高そうな求人って特別な資格とか実務経験とかがいるっぽいしなぁ」


 戯れに収入重視で求人を検索するも、応募要項で引っ掛かることが多く諦めるほかなかった。


 中流大学を無難な成績で卒業した私に、資格勉強なんてする気概もなかったし、これからもやる気は起きないだろう。


「他に私ができそうな高収入の仕事なんて、明らかなブラックバイトっぽいのばっかだひなぁ」


 短時間労働、高収入をうたった求人も中には混ざっていたが、テレアポ強盗の実行犯集めとかに使われてるかもしれない。


 それくらい得体の知れない求人だったし、絶対金欲しさで深く考えない大学生とかを釣る案件だろう。


「それに、強盗ってリスク高いしなぁ……」


 ため息をついて、パソコン画面から振り返る。


 中にあるゴツい金庫を眺めるように、押し入れをじいっと見つめてしまう。


 いやぁ、わたしもわかかった//(時間切れ)




 二回目

 お題『彼の映画館』

 必須要素(無茶ぶり)『冷え性』

 文字数『957文字』 未完


 タイトル『楽しい職場?』


「……いいの? こんな職権濫用みたいなの」


「一応な。従業員割引だけど、従業員しか使っちゃいけないわけじゃないし」


 他の客よりも安い値段で入場した映画館に、姉さんはちょっと気後れしているらしい。


 俺がバイトしている映画館では、ネット予約時にある操作をすれば従業員割引を適用できる。


 規定では本人しか使っちゃダメとなってはいるが、バイトの先輩も友達や恋人の分を割引価格で用意したりするらしいし、暗黙の了解ってやつだろう。


「さむっ?!」


「あれ、冷房効きすぎてる?」


「いや、わかんないけど……最近私、冷え性っぽくて」


「え、大丈夫かよ? 上にかけあって空調調節してもらうか?」


「いい。弟のバイト先に迷惑かけたくないし、あんたも休日に職場の人と顔合わせづらいでしょ」


「いや、そこまで職場関係でギスってないけどさ」


 ともかく固辞されてしまったので、指定の席に向かう。


「そういえば、この映画ってどんなの? 言われるがまま予約したけど、中身知らないんだよな」


「あんた、仮にも映画館のスタップやってんのに放映中の映画知らないの?」


「だって、一番家から近くて時給が良さそうなバイトだったから。映画とかそもそもあんまり見ないし、興味もない」


「よく半年も続けられてるもんだわ、そんなモチベーションで」


「仕事は金のためって割り切ってるし……恋愛もの?」


「テレビCMでもやってる話題の映画。職場の同僚も話題にしてたから、一度チェックしとこうと思って」


「はぁー、そっちも大変そうだな。OLってそういうのも気を配らないといけないのか?」


「絶対ってわけじゃないけど、話を合わせられる程度の情報収集はしてる感じ。女の話って、輪に入れないといつの間にかハブられてるから」


「女怖ぇ……ぼっちでも問題ない男でよかったわ」


「弟が職場でぼっちって発覚した複雑な姉心はどうすればいい?」


「不便はないから、安心しといて」


 興味が薄いからパンフも買わなかったし、映画の最中に食べ物や飲み物を口にするタイプでもない。


 空の肘かけスタンドに腕を置いてリラックス……しようと思ったところで姉の飲み物が手に触れたので、片方の腕をどける。


「そろそろ始まるか……」


「スマホは//(時間切れ)


 書いた短編も、心なしか精彩を欠く内容が多いような気もします。なんかだるさが抜けませんし。


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