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714回目 2021/2/26

 いきなりゾーンに入った模様です。


 一回目のお題は『あいつの結婚』。真っ先に浮かんだのが結婚式の情景であり、『あいつ』という呼称から間柄がある程度近い人物の『結婚』ということになる。


 また『あいつ』という言葉から何となく女性が使う? とイメージしたので女性キャラを主人公に、『あいつの結婚式に参加してそれを見ている』シーンが浮かんできた。


 そこから必須要素(無茶ぶり)の『十二使徒』から、ストレートにキリスト教系の教会での結婚式を当てはめた。まあ、神社でやる神式の結婚式はイメージしづらいのだが。


 実際に結婚式で『十二使徒』にまつわる言葉を使うのかはわからないが、どうやら『マタイの福音書』には結婚に関する記述があるらしいので、それを引用した、みたいな形で描写している。


 かなり形になってきたところで『あいつ』の相手と性別をどうするか考えたところ、『あいつ』を主人公の初恋の相手、『あいつ』のパートナーを主人公の親友という、ありがちな三角関係にしてみた。


 そうして『昔の恋に踏ん切りをつけると同時に、親友の門出を祝う出発の日』、みたいな感覚で主人公の心情を書いていった。


 コンセプトがあらかた決まり、執筆もスムーズに進んだこともあって『1053文字』を書いて完結させることができた。


 少し前に一度完結させられて以来なので、ちょっとうれしい。自分が思い描いた形をそのまま短編の中に収められた、というのも私の中でポイントが高い。


 設定的にはかなり穴だらけのプロットだっただろうが、やりたいことをやりきった自覚があるので不満はほとんどない。少し時間が余って、少しだけ見直しもできたし。


 久しぶりにいい作業ができた。タイトルが若干、いいのが思い浮かばなかったが、気分がいいので目をつむろう。追々、センスが磨かれていくと信じる。




 いつもより上機嫌な気持ちになりながら、二回目の『即興小説』を振り返っていく。


 お題は『冬の朝』。季節と時間帯を指定されたが、言ってしまえばそれだけでもある。ほとんどストーリーの輪郭を浮かび上がらせる要素はない。


 そこに追加されたのが、必須要素(無茶ぶり)の『うんち』だった。ここで人間の大便ではなく、ペットなどのフンを思い浮かんだのはお題の影響もあっただろう。


 すぐにイメージとして浮かび上がったのが、『冬の朝に犬の散歩をしている姿』だった。具体的な部分はほとんど浮かんでいなかったが、情景がそれだけ出てきたので書けないことはない。


 そこからは思いつく順にアドリブ風に書いていき、書きながら詳細を整える形にしてみた。すると、『ペットの命について』みたいな、思った以上に重いテーマを出してしまっていた。


 ある生き物解説系のユーチューブを見ていた影響が出たのかもしれない。動物を飼うことの責任や、飼育に当たって必要な費用とかも紹介していたのが、今回のネタの元かもしれない。


 そういう部分から、『子どもの頃から飼い始めた飼い犬の元気な姿を見つつも、ふとした瞬間に死期を考えてしまう複雑な心境』を飼い主視点でさらっと書いた感じになる。


 考えすぎな性格と言われればそれまでだが、妙に心配性で繊細な気質もないではない。私自身も、年々精神的なもろさや弱さが際だってきた自覚があるので、ペットは飼育していなくともわからなくはない。


 微妙に自分の気質によった主人公を書いたこともあってか、『1030文字』を書いてこちらも完結させることができた。


 連続で『即興小説』を完結させられたのは、だいぶ久しぶりな気がする。一日の中で連続となると、ほぼほぼ覚えがないから我ながらすごいことだと思う。


 内容的には一回目が出発、二回目が終末を考えるみたいな、若干の対比になっているのも、ねらったわけではないが収まりとしてはよくなった気がする。


 何にせよ、珍しく調子がいい結果に終わってよかった。明日からも、ほどほどにがんばっていこうと思う。


 まさか、二連チャンで完結させられるとは思っていませんでした。相性と、浮かんだプロットが良かったのでしょう。


 こんな幸運が何度も続かないとは思いつつ、ちょっとうれしいとは思いますね、普通に。


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