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713回目 2021/2/25

 いくらなんでもお題の難易度には限度があると思います。


 一回目のお題は『やば、排泄』。率直に意味が分からない。言葉の意味は分かる。『排泄』で『やば』がわからない。


 久しぶりに『即興小説』のお題で頭が真っ白になった。そろそろいろんな無茶ぶりにさらされてきてなれてきたかと思ったが、隠し玉が文字通りクソすぎる。


 なお、必須要素(無茶ぶり)は『ゴム』。なんだ? 『ゴム』を『排泄』させろってか? そりゃあ『やば』いな(現実逃避)。


 そんな皮肉が頭をよぎったこともあり、現実的な話にすることは早々にあきらめた。何かしらのファンタジー要素を入れないと、これら全部を料理しきれない。


 どんな荒唐無稽な話でもいい、とない知恵を絞った結果、『ゴムの木の樹液を主食にする新種のUMAと遭遇した』、というとんでもプロットが顔を出してきた。


 もう設定段階でハチャメチャなことは承知で、探り探り『891文字』を時間いっぱいまで書ききった。私はがんばった。自分で自分をほめたい。


 ただ、ちょっと興味があることもできた。架空生物の創造である。


 今期に放送しているアニメで『天地デザイン創造部』という、お仕事系の亜種ともいえる作品を見て、生物のデザインについて少し興味を抱いたからだ。


 ファンタジー生物は基本的に既出の伝承や創作物からの流用が基本である。その方が楽だし、読者にもイメージを伝えやすいので使わない手はない。


 だが、少しでも創作にかじった者であれば、自分が作った架空で幻想の生物を登場させてみたい、と思うのは自然な流れなのではないだろうか?


 その点、この世の生物を『ゼロからデザインする』という観点から動物の豆知識を解説しているこの作品は、架空の生物をリアルに造形するにあたり参考になりそうな視点が多い。


 ……まあ、時間がない短編ではそこまで考えられることなどなかったわけだが。というか、そもそも『ゴムを主食にする生き物』なんて存在するのか怪しい。


 微生物とかならありえそうだが、ほ乳類などの多細胞生物で『ゴム』を消化し栄養にできる身体構造が実現できるか? と考えると非現実的にすぎると我ながら思っている。


 試したいことはできたが、荒唐無稽な内容にしかならなかったのは残念だ。また別の機会に挑戦してみようと思う。




 なんだか微妙な気分になりつつ、二回目の『即興小説』を考えていく。


 お題は『くだらない笑い声』。私の印象が悪いからか、どうしても『いじめ』に近いシチュエーションしか頭に出てこないお題だった。


 なお、必須要素(無茶ぶり)が『2000字以上3000字以内』と達成不可能な課題だったので、今回の短編の完結は早々に捨てた。むしろ清々しさすらある。


 とはいえ、『くだらない笑い声』だけでストーリーを作れ、というのもなかなか無茶ぶりである。いやな奴が出てくる、という情報しかないに等しい。


 ここからどうするか少し考えてみたが、やっぱり第一印象の『いじめ』的なシーンが頭から離れない。あまり進んで書きたい題材ではないが、主題を『いじめ』で行ってみることにする。


 そこから浮かんできたのが、『学校の成績などは優秀だが大勢から反感を買っていじめを受ける学生が、一定以上の暴力を受けたことで仕返しする』、という『なろう』のテンプレでよく見る流れを書くことに。


 なかなか良さげなストーリーが思い浮かばなかったので仕方ないが、ひとまずいろいろ書いていって『1132文字』で時間切れとなった。


 ただ、終わらせ方は少し見えたのでもう少し時間があれば完結させられたかな、とは思う。『一人で全員を叩きのめし、弱い者いじめをしてしまったと教師に報告する』、みたいな感じだが。


 ほとんどの人が見れば『イキリ主人公』になるのだろうが、私の中ではキャラの扱いを『自業自得』にしたいところが強い。暴力を振るえば、振るわれる理由と状況を与えるのに躊躇はない。


 まあ、『仕返し』の義務と言うより権利を与えるだけで、キャラクターが勝手に動けばそれに従うこともままある。今回は主人公がだいぶ機械的な性格だったので、刺激に対する反応みたいなノリで反撃させたが。


 ともかく、今回は結構難しい内容が二つ続いてしんどかった。明日はもう少しやりやすい言葉を与えてくれると助かるが、どうせガチャなのだから天に祈るしかない。


 今回はどちらも難題でしたが、『やば、排泄』の難易度は異常でした。どう考えても汚い話にしかならないとか、どういうことだってばよ?!


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