702回目 2021/2/14
思いつきで面白くなくとも、ネタが出るだけマシなんでしょうね。
一回目のお題は『輝く伝承』。何となく『栄光の歴史』とか『後世に伝えるべき口伝』とか、そういう壮大な何かを連想してしまいあまりストーリーが浮かんでこなかった。
ただ、必須要素(無茶ぶり)の『結婚相談所』から、恋愛方面の『伝承』ということで『伝説の木の下で告白すればかならず結ばれる』、みたいな学生の言い伝えか何かを連想できた。
なのでそういう『学生の恋の伝説』になぞらえた何かをやってみようか、と思ってネタを考えてみる。『結婚相談所』とあるので、アンバランスな年の差でキャラクターは整えてみようか。
ならば、成人である方は『伝承』を知らずにたまたま条件に合致してしまった、という流れで未成年の方から迫られるみたいな形にすれば、ラノベのラブコメっぽくなるだろう。
と、そうした思考プロセスの果てに、『親から結婚や子供をせがまれて結婚相談所に通うも成果が出ず、途方に暮れていたところで子供から告白された』、というぶっ飛んだプロットができあがった。
最近はおっさんが女子高生を拾ったりする話もあるくらいだし、それの亜種と考えればそれほどおかしい設定ではない……のか? まあ、いいわけがあるに越したことはないが。
とはいえ、前振りと伏線をちりばめたくなる症候群にかかっている私は、今回も前置きが長くなって出会いのシーンもろくに書けず、『1304文字』も書いておきながら本題にいけなかった。
走りきってから気づいたが、今回なにげに文字数の最高記録を更新したのではないか? と思う。アカウントがあれば、そういうデータも正確に記録されるんだろうが、匿名のメリットがなくなるし。
それはそれとして、今回は明らかに短編的な書き方ができなかった。思いついたままシーンを書いていったので仕方がないが、前日まで完結できていたのでちょっと悔しい。
そこら辺の感覚はまだつかみ損ねていない、ということにしておこう。もしくは、私が『15分』で書き上げるのに向いていない体なのだ。今さらだけど。
せめてもの慰めとして、まだ書ける、と言い聞かせておく。何も浮かばなくなったら、それこそ筆を置るときなのかもしれない。
なんか自信をつければいいのかなくせばいいのかわからない結果になったが、二回目の『即興小説』も気を取り直してやっていく。
お題は『調和した傘』。なぜか光学迷彩とかそういうのに近いのをイメージした。『傘』は比喩的な意味で、実際にはこう、広範囲を覆い隠すドームのようなものを想像する。
そのイメージに拍車をかけたのが、必須要素(無茶ぶり)の『火星』だった。完全にSF方面で頭がシフトしたのは、これが原因だろう。
で、最初は『火星にすむ知的生命体の話』を書こうと思っていたのだが、思ったよりも『火星に適した生命体』を想像するのに苦戦してしまう。
まず『火星』の詳しい環境がわからないので、具体的にどんな生物であったら生存しうるのか、また生育できるのか? で頭が固まってしまった。
仕方なくそのまま地球人類を放ってみようと思ったのだが、今度はどういう出来事があって地球を離れざるを得なかったのか? という理由が必要になってくる。
SFはどんな超科学を採用するにせよ、理屈はきちんと通さないといけないジャンルだと思っている。設定段階で妥協してしまえば、とたんにチープになってしまうからだ。
ではどうするか? となってもなかなかいいアイディアが出てこず、時間だけが過ぎていく結果になったので、最終的に『MMOゲーム』という仮想世界の話として進めることになった。
そうして、『太陽系の惑星を初期環境にして、互いの惑星を行き来して交流・侵略していくシミュレーションゲーム』のプレイヤーとして、登場人物を動かしてみた。
ライトSFくらいにはなったかなぁ、と思いつつもその方針に定めるまで時間がかかってしまったのもあって、『780文字』で時間切れとなり話がぜんぜん進まなかった。
時間ロスの大半は『地球以外の惑星環境ってどうなってんだ?』という、根本的な疑問だったので思考がほぼ止まっていたに等しい。
毎度毎度思うのだが、自分の得意とするジャンル以外のにわか知識では、まともなものはできないと覚悟するべきだろう。
とはいっても、次に書くことになったらそんな細かいところまで意識する暇なんてないんだろうけど。まあ、ぼちぼちがんばろう。
贅沢は言ってられないんですけど、いつまでも自分にないものを求めてしまうのをやめられません。隣の芝生ばかり見てしまうのも、良くないとわかってはいるんですけどね。




