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699回目 2021/2/11

 ぜんぜん知らない設定で短編を書いてしまいました。


 一回目のお題は『きちんとしたピアノ』。ちゃんと整備された『ピアノ』、というよりは『ピアノ』でちゃんと弾かれた曲、というイメージが先についた。


 ただ、必須要素(無茶ぶり)が『血液型』とお題との関係性が薄い言葉だったので、どうつなげたらいいのか悩みの種にはなった。


 とはいえ、お題が単体でも作りやすそうな空気を感じたので、何も思い浮かばないような状態にならなかったのは幸いか。


『ピアノ』を弾く誰かを頭の中に浮かべつつ、無茶ぶりの『血液型』を絡めるにはどうしたらいいかを考えて、ぱっと浮かんだ舞台が『小学校の音楽室』だった。


 そこから少年マンガの導入っぽく、『ピアノの英才教育を受けた小学生が、天真爛漫にピアノで遊ぶ同級生と出会って友達になる』、みたいなシーンを描いていった。


 ジャンルとしては、青春みたいな感じか。小学生の頃はこんなことがあって、高校生になってから本編スタート、みたいな。


 いわゆるプロローグ短編にはなるだろうけど、一区切りまでいけば短編として扱える可能性がなきにしもあらずだったと思う。(何をいっているのか?)


 基本的には登場キャラ二人による会話で話が進み、英才教育を受けた秀才と遊び道具として『ピアノ』を扱う素人で『1252文字』をつないだ感じになる。


 完結させられなかったものの、導入としてはそこそこ期待できそうな流れになったと個人的には思った。あくまで触りなので、コンパクトに話をまとめられたとは思えないけど。


 文字数からしてもノリに乗れて書けたのは事実だろうし、よかったということにしておこう。珍しい設定出かけたのも、わずかながらいい経験になっただろうし。




 と、無理やりポジティブな考えでしめてみたものの、ちょっと問題がある二回目の『即興小説』に移行していく。


 お題は『美しい独裁者』。歴史などにあまり詳しくないので、国家元首という意味での『独裁者』では書けないと思ったので、あくまで小さな世界の『独裁者』でいこうかとまず考える。


 そこでなぜか、『美しい』に目がいった私は『キャバ嬢』を思い浮かべた。私はいったことがないのでよく知らないが、いろんな創作などから間接的にどういう場所かの知識はあった。


 断片的かつよけいなフィルターがかかった情報なので、実際のキャバクラがどんなところかはわからないままだが。これを題材にしたのは、あまりにうかつだったかもしれない。


 そんな悔やみを抱きつつも強行したのが、必須要素(無茶ぶり)が『バーボン』だったからだ。お酒を渡されれば、このお題だと否応なく『夜のお店』を連想してしまうだろう。


 さて、ここからの調整が大変だった。何せ私が決めた題材についてほとんど情報がない。ほぼ想像で書かなければならないのだ。


 私の断片的な偏見から、ひとまず『指名ナンバーワンキャバ嬢』をお題の人物に見立て、この人をストーリーの中心に据えようと何となく書いていく。


 が、主人公を店に訪れた客にしたにもかかわらず、主人公はお題の人物を遠くから眺めるだけになり『1043文字』を書いても話がいっさい進まなかった。


 社会勉強として、お金があるときに一度くらいいってみたら良かったか? と思う一方で、ぼったくりが多い業種でもあることからまだ足を踏み入れるのには躊躇してしまう。


 どうしてもいきたい、と思えない場所なのもブレーキが強い理由だろうか。お酒はぜんぜん強くないし、人とのコミュニケーションに飢えているわけでもないので。


 それならいっそ、普段の食事のグレードをあげた方が有意義だ、なんて考えるタイプなので夜のお店との相性は悪いのだろう。娯楽より衣食住が先にくる。


 どうせならもっと自分のできる範囲や興味があった分野で切り取れば良かったと痛感する。知らない上に興味が薄い世界を描いてうまくいくほど、執筆は簡単じゃないのだから。


 ホストとかキャバクラとかのマンガを見ていれば、まだマシだったのか? と思わなくもないです。本当、おっさんの年齢になっても繁華街あたりの世界はまったく未知のままです。


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