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686回目 2021/1/29

 そろそろ『即興小説』で書けるコメントのバリエーションがなくなってきました。


 一回目のお題は『3月の豪雪』。割と珍しい気象条件ではあるが、かといって何か特別なストーリーが思いつくわけでもなく。


 北半球では春先で、南半球だと秋口あたりだろう季節。どちらにせよ『豪雪』はなかなか降らないだろう時期を、どう活用するかアイディアはなかなか出てこない。


 ただ必須要素(無茶ぶり)が『干支』だったことからか、少しだけネタのようなものが浮かんできた。『卯』って『雪』っぽくね? と。


 安直だが、白兎って『雪』みたいだなというところから『因幡(いなば)素兎(しろうさぎ)』が出てきて、キャラの名前に『因幡(いなば)』を入れてみる。


 そんで『3月』から『卒業』を連想させてから、『小学校の卒業式で豪雪になったというだけでイジられる因幡(いなば)くん』みたいなプロットになった。


 いわば小学生のじゃれあいの範囲を描いたほほえましいものながら、少し『因幡(いなば)くん』に不穏な背景を臭わせつつ書いていた。癖かもしれない。


 そんなこんなで男同士の絡みを『954文字』書いて時間切れになった。ちょっと会話が楽しくなって引き延ばした感は否めない。


 とはいえ、そこまで発展性がある話でもなかったので、もう少し時間があればそれなりの終わり方をさせられたかとは思う。イメージはわいていないが、シーンの区切りくらいはつけられる。


 おもしろさについては保証できないが。いわゆる日常シーンみたいなもので、山場も作れなかったし。こういうのばっかりやってると、長編が書けなくなりそうで怖くもあるが。




 ここしばらく長編に手を着けられていない焦りもありつつ、二回目の『即興小説』について振り返ってみようと思う。


 お題は『君の即興小説』。地味に『即興小説』をお題に組み込まれると対応に困る。どうしても『メタ認知』的な書き方になって、私の中で違和感を覚えてしまうからだ。


 なお、必須要素(無茶ぶり)も『ゴルフボール』と『即興小説』に直接関係のない無茶ぶり。正直、どうしたらいいのか全くわからなかった。


 それでも何か書かないと……と考えていく内に、もういっそのこと『メタ認知』を前面に押し出す構成にしてみればどうだろうか? と血迷い出す。


 そうしてほぼアドリブのまま考えずに書いたら、『暇つぶしに即興小説を起動したら自分では書けそうになかったので、近くで文芸誌を書いていた部員に丸投げする』という内容になった。


 作中の『即興小説』におけるお題や無茶ぶりをそのままにしたので、私の心情もかなり反映されている内容になっている。本当、誰かに書いてほしかった。


 基本的に漫才チックな会話を『1113文字』書いて時間切れになった感じ。こちらはもうすぐで終わらせられそうなところまでいっていた。


 最初は暗中模索で書き始めたが、途中から調子に乗りだしたのがわかる。なんだかんだで軽妙な会話を書くのが楽しいのかもしれない。


 今回は女子二人で書き進めていったが、ちょっと男っぽい口調が強かったように思う。どうも女口調というのが肌に合わないのか、あまり自作で『~よ』とか『~わよ』みたいなものを出したくないのだ。


 で、方言を使うとまた別なんだが標準語を使うとどうしても中性的な言葉遣いが増え、キャラクター同士の区別が付きにくくなる場合が多い。


 自分の変なこだわりと言えばそれまでだが、気になってしまうのだから仕方がない。どうにか折り合いを付けれればとは思うが、それの対処法もまた難しい。


 口調が似たようなキャラばっかりでも個性を出そうとすると、それは『キャラの言葉選び』で個性をつける以外に方法がないように思う。


 たとえば『ありがとう』だと『ありがとー』とか『サンキュー』とか『ありがたく存じます』とか、そうした使い分けで個性を出すやり方だ。


 ただこれ、ものすごく語彙力を要求される上にキャラの口調を一つ一つ一貫して管理しなければならないので、こちらの技量がもろに試されるやり方である。


 こういうのを目指そうとしてしまうから、小説が書けなくなるんだろうけど。もっと気楽にやっていきたいなぁと、変なこだわりを消せない自分にあきれている。


 書いてるのも反省しているのも一人では、いつか語彙や見方が固定されるのも仕方ないですけどね。まあ、あまり期待せずに続けていきましょう。


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