684回目 2021/1/27
前日の夜にワインを飲んだら、いろいろと作業が遅れました。
一回目のお題は『素朴な火事』。『火事』に『素朴』もクソもないだろ、と思わなくもないが『素朴な火事』をやれと言われたので考えてみる。
なお必須要素(無茶ぶり)は『ポルシェ』と、高級外車を燃やせとの啓示を受けた。ただし、状況がいまいち読めないまま。
ひとまず連想から入ってみることにして、『火事』から『たき火』を連想した。そういえば、ユーチューブでたき火の動画を見たなぁと思い出したので。
そこから適当に思いつくまま書いていってストーリーを固めていくことにし、最終的に『たき火の炎を見ていたら落ち着いたから放火して大きな炎を見たくなった』、みたいなサイコパスが誕生した。
字面にしたら狂い具合がちょうどいい? 感じのキャラクターのモノローグを『895文字』書いたところで時間切れとなった。
ストーリーがそうなった経緯として、『たき火』からさらに『マッチ売りの少女』を連想してしまったのが原因だろう。
童話の中で、『マッチ売りの少女』は売り物だったマッチの火の中に食べ物やらおばあさんやらの幻想を見たことから、『火の中には夢や理想が映っている』みたいな思想に行き着いた。
それを信じる主人公の凶行が『火事』につながり、動機が童話からきたから『素朴』、みたいに書いたつもりだったが、結果としてかなりやばい人間を創作してしまった気がする。
なお、文字数がそこまでふるわなかったのは寝起きに書いたからかもしれない。頭がぼーっとしていると、思考速度も執筆速度も遅くなるし。
おもしろさはわからないが、ストーリーにはなったので満足しておこう。二日酔いが危惧される寝起きで良くやった方だ。そう思っておこう。
しんどいなぁと思いながら、二回目の『即興小説』を書いてみることに。
お題は『大きな経験』と、かなり漠然としたワードをパスされた。正直、まだこれだけだったら何ともいえない。
次に必須要素(無茶ぶり)を見てみれば『胸キュン』と、やたら青春っぽさを臭わせるものを投げつけられる。ひとまず、学園もので書いてみるかと路線が決まる。
そこで『大きな経験』をなににするか、というのが引っかかる。学校生活で言うほど『大きな体験』をすることは少ない。私の経験ではそうだった。
受動的な活動だと得られないことから、『大きな経験』は能動的に何かをやらせないと成立しないと考える。私の学校生活は、基本的に淡泊だったので参考にならない。
では『大きな経験』になりそうなものは? と考えたところ最初に浮かんできたのが『語学留学』みたいなもの。英語などの外国語がちゃんとできる必要はあるが、『大きな経験』に違いない。
というわけで留学を主軸に話を進めようか、なんて考えていたのにいつの間にか『学校という組織に対する違和感やずれ』をモノローグでとつとつと語っていた。
完全にストーリーが迷子になりながら『903文字』ほど、時間切れまで書いていた。途中から自分でなにを書いているのかわからなくなってきていたが。
私がよく書きがちな『鬱屈した人間』そのままに進めていったので、短編の中身がかなり暗めになっている。まあ、よくあることだ。
ただし面白味が少ないので、読みやすいかどうかは判断しかねる。思いつくまま書いていったので、いろいろと整合性がとれていない部分もありそうだったし。
まあ、良く読みなおして改良していけば、それなりのものにはなるんじゃないだろうか? やる気があればだけど。
今回はしんどいからこの辺で終わっとこう。酒はなるべく飲まない方がいい。
症状としては倦怠感と弱めの頭痛、ついでに腰が多少痛みました。前者はともかく、腰痛はなぜ……? ヘルニア持ちですけど、酒と関係してるんでしょうか?




