表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
679/1238

679回目 2021/1/22

 ネタが思い浮かばないと、にわか知識で見切り発車しちゃいますね。


 一回目のお題は『遅いプロポーズ』。これだけではちょっと状況が読めず、ネタが浮かんでくることはなかった。この時点で難産の予感がしていた。


 さらに必須要素(無茶ぶり)が『フォロワーの誰かを○す』と、SNS要素を出されてしまってよけいにきつくなる。私はまともにSNSを使っていない少数派なので。


 TwitterやインスタグラムみたいなメジャーのSNSも利用していないし、フェイスブックも以前ちらっと使っていたがすぐに放置状態になったし。


 今となっては、無理やり知らない人と交流を持つよりも小さいコミュニティでほそぼそやっていた方が性に合っている、と思ってしまっているので始めようと思う気すら起こらない。


 元々からして大人数が集まるような場は苦手だったし、持ち運びも簡単なスマホでそういう場にすぐ直結されるとなると、もはやストレスの元でしかないのでは? などと考える始末。


 生活が便利になるのはいいが、それによって生じるストレスと天秤に掛けたら適応できない人間もいるのだ、と自分の事例で理解させられて乾いた笑いしか出てこない。


 それはさておき、SNSのイメージを少しひねって『オンラインゲーム』が頭に浮かんだので、短編のネタはそれを主軸にしようと思いつく。


 だいぶ前に『電○男』みたいな、掲示板文化を使った小説があったりもしたので、その雰囲気を拝借したらいけるかな、と軽く考えて書き始めた。


 プロットとしては、『恋人にプロポーズしようと思っているけどずるずる引き延ばしてしまい、相談に乗ってくれていたゲーム友達も突き放してきて寂しい』、みたいな構ってちゃんを主人公にした内容に。


 なお、私自身は『電○男』を読んだことも映画を見たこともない。本当に投じ見ていたCMなどの雰囲気から類推して書こうと思った。なんと無謀なことか。


 主題にした『オンラインゲーム』すらまともにやったこともなく、ふんわりした考えで書き始めた短編は『1040文字』で時間切れとなった。


 会話が主体になると文字数は増えるがストーリーは進まないし、私の思考の癖である自己分析や反省がモノローグで増えてしまうし。


 これが私の味、といえるのかもしれないが冗長な描写になるのが悩みでもあるので、まだ完全に割り切るのは難しそうだ。


 短所は長所にもなりうる、というのは頭でわかっていながら、自分の短所をなかなか強みととらえられない頭の固さはどうにかしたいと思っている。


 自分の殻を破らないと、昔のように自由気ままに書くこともできなくなるんだろうけど……本当、年をとって足踏みばかりしている。




 自分の優柔不断と悪い意味での頑固さに落ち込みつつ、二回目の『即興小説』を考えていく。


 お題は『元気な朝』。基本的に寝起きは悪い方なので、私自身に当てはまることはない。ただまあ、ぱっと浮かんだのが『寝起きドッキリ』だったので、そんなテンションでやってみようかとは考える。


 そこに必須要素(無茶ぶり)で『3000字以上』と達成不可能な無茶ぶりがやってきたので、早々に完結を諦め気楽にやろうと開き直れた。


 とはいえ、『元気な朝』だけではストーリーのとっかかりもクソもない。『寝起きドッキリ』なんていう連想だけで話が作れるほど、発想力豊かでもないし。


 どうしたものかと思っていたら、またネタ? が浮かんできた。なんでか私もわからないが、『殺し屋が寝起きに襲撃される』みたいなシーンで。


 ハードボイルド小説みたいなのは一度書いてみたいと思ってはいたが、知識も読書量もぜんぜんないので雰囲気を醸し出すのも無理なのでは? と頭によぎった。


 が、あんまり考える時間もないのでそれでいってみようと勇み足を出してみた。プロットは、だいたい上記したイメージをそのまま書いてみた感じ。


 私のラノベ的作風に引っ張られてか、ハードボイルドとはほど遠いどたばた銃撃戦みたいになりつつ、『999文字』を書いたところで時間切れに。


 ハードボイルドっぽいキャラクターを見ることは多いが、自分の文章で再現するのはめちゃくちゃ難しいと実感する。


 そもそも男らしいかっこうよさを、私が再現できるとは思えない。渋い男とは真逆の軟弱なスタンスで生きてきたからよけいに。


 コンプレックスとかあこがれとかがあったら、自分にないからこそ調べて詳しくなって書けるものでもあるんだろうけど、そこまで大人の男の渋さとか格好良さを意識したことないし。


 ハードボイルドはいろんな意味で私の手に余るキャラクター性なのかもしれない。昼行灯ならギリいけるか? くらいで。


 そんなものに悩む前にまず書け、って問題が残っているが。前提段階でつまづいている私に、今後の心配をする資格はない。


 書こう。何とかして。できるかなぁ……?


 まともに書いたことないのに、『即興小説』じゃ基本的に『15分』追い込まれっぱなしなのでやるしかない、って気持ちになるんでしょうか?


 何にせよ、まだ続けられていることを自信の種にしておきましょう。ほっとくと芽が出る前に枯れるので、根気強いケアが必要になりますけどね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ