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671回目 2021/1/14

 今回もよくわからないお題をたたきつけられました。


 一回目のお題は『ワイルドな彼』。開始早々、『ワイルドだろぉ?』という芸人がしばらく頭から離れなくなった。そのせいか、ストーリーがしばらく浮かばない悲劇に見舞われる。


 さらに必須要素(無茶ぶり)が『インドカレー』で、『ワイルド』にしても変化球な小道具が飛んできた。この無茶ぶりのせいで、『インドカレーにライスを頼んだが手づかみで食べた』みたいなシチュ頭から離れなくなった。これでツーアウト。


 後がない状態で意味不明なイメージが頭の中を堂々巡りし、数分くらい何もストーリーが浮かばなかった。いや、もうどうしたらいいのかわからないくらいに。


 さんざん首をひねった結果、仕方なく浮かんだイメージをそのまま取り込んで無理やりストーリーっぽく仕立ててしまおうと開き直る。


 やってることはいつも通りかも知れないが、毎回プランなしでつっこむ感覚はどうにももどかしい。ある程度の目印とか目標がないと、本当に足下がふわふわしてしまうから。


 そんなこんなで、『野生という意味でワイルドな同級生が今日も騒がしい』、みたいな学校の日常系? が大筋としてできあがっていった。


 ほとんどノリと勢いだけで進み、用意できたのは『インドカレーをライスでわし掴み』くらいだけだったが、『1073文字』と文字数はそこそこ稼ぐことができた。


 いつものように時間切れで完結していないが、これの終わりも結局見えないまま。というか、始まりも中身も見えていないので、自分はなにを書いたのかもわからない。


 書き方はどちらかというと三人称よりの一人称? 主人公の一人称視点で『ワイルドな彼』を横目に観察した内容を淡々と説明しているだけ、みたいな感じになった。


 書いた本人としても形容詞がたいものができたが、まあストーリーをKaku練習にはなったんじゃないかなぁ? ひとまず、そう思っておくことにする。




 早くも迷走はなはだしい気持ちになりつつ、二回目の『即興小説』でマシなことができればなぁと思っていた。


 で、もらったお題が『飢えたにわか雨』。この時点でややカオス。比喩表現としても修飾語と主語の接点が薄く、どう表現したらいいのかさっぱりわからない。


 とはいえ必須要素(無茶ぶり)が『ドア』だったので、ひとまず登場人物は『雨が降っている』かつ『建物の中』って状況に押し込めることができそうだと納得する。


 おおざっぱな環境が浮かび上がったとはいえ、依然としてストーリーは浮かんでこない。この時点で『飢えたにわか雨』も『雨』くらいしか頭の隅に残っていないくらい、頭は真っ白だった。


 一回目の結果を反省してみても、この日は調子が悪かったんだと思う。うん、そう思っておこう。これが平常運転だったらまた落ち込んでしまいそうになる。


 それでも何か書こうとスマホ画面に文字をタップしていき、『雨が降りしきる中、記憶喪失の男がペンション風の建物で目覚めた』みたいなプロットができあがっていた。


 雰囲気はミステリーとかフリーホラーゲームの冒頭っぽい感じになり、かといってまともなオチが構想にあるわけじゃないので終始なぞの空気だけが流れている短編になった。


 そんな迷走街道まっしぐらでも文字数はそこそこいったようで、『1148文字』という結果になっていた。内容のおもしろさと文字数は比例しないらしい。


 ふと思ったが、『即興小説』で何となく練習を重ねてきたのを振り返ってみると、どうも鍛えられているのは『起承転結』の『起承』だけっぽい。


 私がまともな逆転展開とか締め方を思いつけないのが悪いのだが、実際に短編の終わりまで書き進められていない現状もまたあまりよろしくないのはわかっている。


 適当に場をつなげるだけの文章なら文字数をいくらでも稼げるのに、中身のある描写を書こうとするととたんに手が止まってしまう。これは誰でもそうかもしれない。


 なので、今度からは挑戦できそうなら『転結』のシーンに注目して書く練習とかしたら面白いかもしれない。冒頭と状況説明だけうまくなっても、小説としては微妙だし。


 明日の自分に期待、といいたいがこのときの決意を覚えていられるかは微妙である。年々、記憶力がお粗末になっているようなので、過去の言動や思いつきも思い出せなくなってきている。


 やはり人間、寄る年波には勝てないのだろう。そろそろ本気で若さがうらやましくなってきた。


 即興ラップで出されるようなキーワードとか、なるべくやめてほしいんですけどね。


 それはそうと、ラッパーの人ってよくすぐに言葉が出てきますよね。一瞬で韻を踏んだりマシンガンみたいに言葉を吐き出したり、脳の構造からして違う気さえしてきます。


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