664回目 2021/1/7
年越しで飲んだお酒が残っていたので、また飲んでみました。
一回目のお題は『最後の夏』。ラノベ基準だとつい『学生』基準になってしまうが、書きやすいジャンルがあるのはいいことだ。ワンパターンであっても。
というわけで、大まかには『受験生の夏』でも書こうかなぁ、というのはこの時点で決めた。あんまり劇的なことは書けないが、ネタにはできそうだと思ったのもある。
それに必須要素(無茶ぶり)が『TOEIC』と、受験を連想させるものが与えられたからってのも強い。ただ『TOEIC』、お前との遭遇率も地味に高いな。うんざりしそうだ。
ランダムセレクトに多少の不満を抱きながらも、時間は限られているのでやるしかない。ひとまず、第一印象をさほどひねらずにそのまま書いてみることにした。
酒が入って頭がぼーっとしたまま書き、あんまり難しいことはできなかったのでただただあるキャラの受験勉強を文字に起こした感じになった。
それで『1095文字』を書けたのはすごいのか情けないのか。自分で言うのもなんだが、面白味はない。日常系、と言えば聞こえはいいが誰かの生活の模写みたいな短編になったと思う。
もう少し複数のキャラを出してわいわいやったら雰囲気が違ったんだろうが、いつも通りソロでモノローグを書いていったら字数がたまった程度だ。
細かい部分だと、少し意味の取り違いが起こりそうな文章を書いてしまったことか。具体的には時制がわかりづらかった部分があった。
前後の文章から脈絡でわかるだろうが、一文だけだと混乱する文章だと読む側にいらぬストレスを与えてしまう。こういうところは完結にわかりやすくしないと、あまりよろしくない。
技術論とかほとんどわからないままだが、なるべく読みやすい文章を、というのは心がけている。それくらいは気を張らないと、読める読めないの話になってしまうし。
まだまだ未熟だなぁ、と酒で痛む頭をおさえながら思ったとか思わなかったとか。いやぁ、眠い。
まるで酒で酔っているような文章をほぼ素面で書きつつ、二回目の『即興小説』を振り返ってみよう。
お題は『求めていたのは誤解』。『誤解』を『求めていた』、というよく事情が飲み込めないシチュエーションを渡されて、少し悩む時間がほしくなった。
その間に確認した必須要素(無茶ぶり)は、『高認』とまさかの受験ネタかぶり。ほぼほぼ一回目と似たような短編になるのはわかりつつ、何とかあがこうと一人うなずいた私。
しかし、これではしばらく方向性が見えなかった。お題も無茶ぶりも、ちょっと捕らえ所がない感じで手の付け方がわからなかったし。
数分は悩んだ後、なんとなくのイメージで浮かんできたものがあったので、とりあえず恥を忍んでこれを書いていけばいいか、とようやく筆をとれた。
プロットとしては『大学受験を控えている男主人公が、いきなり高校受験を控えている妹に高認試験に合格した上に兄と同じ大学を受けたいと告白された』、みたいなラノベラブコメっぽい導入になった。
あんまりコテコテのラノベを書くと少し気恥ずかしくなるタイプなのだが、ネタがなかったので仕方がない。ある意味王道でもあるので、一度書いてみてもいいだろうと思ったのもある。
基本的には兄妹の会話で話を進めていき、雑談や脱線を織り交ぜつつ『950文字』を書いて時間切れになった。どう終わらせていいか、いまだにわからない。
これを書いていると中で気になったのだが、実際に中学生が高認試験に合格したら日本の大学を受験できるのか? と首を傾げる。
文字通り『即興小説』なので調べる時間なんてなかったからわからないが、一応日本の義務教育は中学校までで、やろうと思えば高校をすっ飛ばして大学にいける可能性はあるんじゃないか? と思ってみたり。
一方で、海外はともかく日本国内で飛び級みたいなことをしたという例はまったく聞いたことがないので、ルール上は可能でもやろうとする人は少ないのか? とも考える。
答えがでない疑問を自分で作ってしまったか……と、調べる時間がだるいので問題を放置している系作者は、哲学を感じながら疑問を放り投げた。
わからないもんはわからないし、自分はもういい年齢したおっさんだし、子供もいないから人生において関係ない。というか、優先度が低い。
似たような設定のラブコメを書く機会があれば、改めて調べればいいだろう。現実がどうでも、創作の中ならどうとでもなるし。
というわけで、今日はこの辺で終わっとこう。面白い話とかできないので、文字だけ書いて引き延ばしても意味がない。
次のクオリティは、明日を生きる自分に期待しよう。
結果、だいぶ酒が回って数時間ほどぼーっとしていました。酒に弱いと活動効率が下がりやすいので、あんまり飲んだらダメなんですけど……ときどきやりたくなるんですよねぇ。




