662回目 2021/1/5
そろそろ特殊な属性や状況に対応しきれなくなってきています。
一回目のお題は『ゆるふわ愛され事故』。個人的には『即興小説』のお題ではかなり珍しいタイプのワードを引いた気がする。なお、状況がいまいち見えないのはいつも通り。
『ゆるふわ愛され』と癒し系で入りつつ、終わりがなぜ『事故』? のんびりいきたいのかクラッシュさせたいのかわからない。それとも両方か?
疑問はつきないままだが、とりあえず『小さい子がお姉さんにいじくられるシーン』が浮かんだので、それをベースに考えていこうと仮押さえする。
ちょうど必須要素(無茶ぶり)を見れば『小指の爪』と、子どもの爪を切っている様子が想像できたのでこのイメージのまま進めようと本採用に至った。単純である。
そこから『ゆるふわ愛され』っぽい要素を取り入れつつも、なんだかんだ『事故』みたいなシチュエーションはどんなものか、入れ込む要素をひねってみた。
そうしてできたのが、『原因不明ながら朝起きたら体が幼児化していた成人女性が、妹から妹扱いされてかまわれ倒される』、という『名探偵コ○ン』ばりのプロットだった。
内容のほとんどが姉の状況整理と妹の暴走で埋まっていき、制限時間が終わる頃には『1136文字』も書いていたと判明した。無駄に文字数が多い。
客観的に見れば姉妹同士のいちゃいちゃ? を書いた形になるが、片方は完全に不本意丸出しだったので相思相愛? みたいな感じはでていなかった。
あとは若干冒頭とそれ以降のセリフで言葉の色合いが違ってきている気がする。最初はまだふわっとした感覚で書いていたのが、しゃべらせる内にキャラが固まってきたために起こる現象だ。
こういうのがあるから、少しでも見直しの時間がほしくなってしまう。一貫性や整合性は、結構気にするタイプなので仕方がない。
ノリと勢いで細かいところを平気でゴリ押す系のギャグジャンルは、私に適性が薄いので書けると思えない。ならば、ちょっとそれっぽい理屈で通すやり方の方がまだましだろう。
小細工やペテンを読者に見えないところでかますのが、作家の腕の見せ所だと思う。マジシャンみたいな理屈だが、エンターテイメントなら共通した部分も多かろう。
そういえば、最近は自分の書き言葉もなかなかにキャラクターを維持できなくなってきている気がする。話し言葉って、やっぱり難しい。
早速個人的な問題に飛び火しつつ、二回目の『即興小説』を考え直してみる。
お題は『団地妻の借金』。もう私敵にはおなかいっぱいなお題『団地妻』シリーズである。もうダイブか板期がするが、ランダム選出はまだ私を許してくれないらしい。
なお必須要素(無茶ぶり)は『クリスマス爆破計画』と、一回目の『事故』よりも謎のパワーアップを見せていた。なぜ規模を大きくしてしまったのか。
かなり扱いづらいワードを盛り込め、と言われた気分で考えてみるが……良さげなプランなんてマジで思いつけなかった。
なら半端なものを考えるよりも、さっさとフィーリングで決めちまった方が早い、と思ったために『パチンコや株などに手を出し借金まみれの団地妻が、良さげで怪しい求人を見つける』、みたいなプロットになった。
それで『クリスマス爆破』を求人へ盛り込んだのだが、今考えなくともかなり強引な展開だったと思う。これが強引でなかったらなんなのか?
自分がなにを書いているのか、ほぼ理解を放棄しながら書いた短編は『1007文字』と、無駄にそこそこの文章量を稼いだのが意外だった。
まあこれについてはマジで『団地妻』要素ははいらなかったと思う。というか、『団地妻』が活かされるタイプの短編って何だ? アダルト系か?
今ではもう、そっち方面のメディアでしか聞いたことがないジャンルなので、こちらとしても混乱しきりなのだ。『団地妻』、本当使いづらい。
それ以外には特に書くこともなかった。なかったと思いたい。ちょっと疲れて脳が休みを取りたがっているようだ。眠たい。
ひとまず、今回の考察は終わっておこう。あんまり頭をまわせるような状態じゃなくなってきたし。眠たい。
出来はいまいちだったので、また足体以降がんばっていこうzzz。
特に対応の難しい『団地妻』、やたらと出てくるくせにバリエーションが思いつかないから扱いがものすごく困ります。体感ですが、『団地妻』の事故率高くてもうイヤになってきますよ本当。




