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661回目 2021/1/4

 私の『色』って、いったい何なんだろうなー? と常に疑問を抱いています。


 一回目のお題は『春のラーメン』。『春』といえば『桜』だろ、という安直なイメージから『桜ラーメン』というおいしくなさそうなグルメを誕生させた。


 和菓子ではよく見かける『桜』フレーバーだが、お題に合致させるためトチ狂ったマリアージュを思いつき、どんな味か未知数すぎる『桜ラーメン』から始まったこの短編。


 すでに迷子の予感しかしないのは私だけではないだろう。たぶん、桜チップで薫製とかしたトッピングで食べるやつだろう、きっと(そこまで考えていない)。


 なお、必須要素(無茶ぶり)は『グーグル』だったので、『春 ラーメン』でググったら出てきた、みたいな軽い設定で動機を決定した。


 意図した面白さを無視すれば、意外とすんなりシーンは書ける。そう実感したのは、この意味不明な発想から出てきた短編で『1184文字』も書けたからだろう。


 もちろんオチを把握しきれずに時間切れで未完に終わってしまったが、文字数の多さはすらすら書けた証拠でもあるので、感触が悪くなかったことでもある。


 あくまで体感だけだが、順調に書ける感覚が昔に近づいてきたように感じた。大学時代は書かずにはいられなかった部分もあったが、今ではそこまでの衝動はなかったし。


 にしても、プロットとしては正直、何をしたかったのかわからないままだ。『イロモノラーメンを食べた後に出会った少女がワケアリすぎた』、みたいなところまでは書けたのだけど。


 私のことなので時間があったらさらにラノベ風にしたんだろうが、どういう終わりがしっくりくるものになっただろうか?


 超能力的なものを持っていて組織に追われる、とかベタな話を作っていたのだと思うが、導入はベタでも終わりまではベタでいいとは限らないし。


 それに、ネタ的にはやっぱり長編向けっぽい導入なので短編で書けるはずがない。ネタの濃度も、もうちょっと短編よりにできたら自由度は上がるはずなんだが。


 ひとまず、小説に対する遠慮や抵抗が消えてきただけ喜べばいいか。細かいことや難しいことは、できるときにやればいい。




 未来の自分に仕事を丸投げしたところで、二回目の『即興小説』を考えていく。


 お題は『彼女と躍動』。『躍動』を何に変換するか? どう解釈するかで話は変わってきそうだが、なぜか私は『コンテンポラリーダンス』を思い出した。


 詳しい意味は分からないが、たしか音楽や自分の感性の赴くまま、体を使って踊りまくるダンスのジャンルだったはず。瑛人の『香水』のPVみたいな?


 まあ、私が『香水』を知ったのはチョコプラがやってたのを先に見たからなんだが。完コピだったせいか、本物と区別つかなくてさらに笑える。


 と、与太話はその辺にして話を戻そう。必須要素(無茶ぶり)は『しめじ』で、さらにお題との接点が薄まった要素をぶち込まれることに。


『コンテンポラリーダンス』からどう『しめじ』をつなげるか……少し悩んだが、結局『即興小説』は悩んだところで結果は出てこないし、それこそ感性が赴くままに文字を打ってみることにした。


 そうしてできていったのが、『突然路上で踊り出した彼女の気の済むまで放置していたら、不思議な事態に巻き込まれた』、みたいな『○にも奇妙な物語』風の何か。


『1077文字』を書いたところで時間切れとなったが、オチは結局どうしただろう? と自分でもわからない疑問を残す結果となった。


 一回目と同じで何も考えず書いていったら、やっぱり終わり方が迷子のままになってしまう。文字数もオチが思いつくまでの時間稼ぎといえなくもないし。


 そもそもどうして、『彼女のコンテンポラリーダンスで時間が止まる』なんてことにしてしまったのか。ぱっと思いついた終わり方も、主人公と彼女がそのまま消えた、みたいなものしか思いつかないし。


 ホラーにしたかったのかコメディにしたかったのか、自分でもよくわからないまま書いていたのも悪かったのだろう。せめてジャンルくらいは固定しておくべきだった。


 やっぱり『即興小説』は難しい。まあぼちぼちがんばっていこうか。


 たぶん、人から見たら個性があるんでしょうけど、自分を客観的に見る能力がないので『当たり前』としか思えないんですよね。


 探すというより『自覚する』のが、自分の個性を武器にする第一歩でしょうか。それっぽいこと言っておいて、何もわかっていないのが悲しいですけど。


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