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648回目 2020/12/22

 いちおう完結できましたが、負債があると素直に喜べませんね。


 一回目のお題は『純白の正義』。私の中身が汚れきっているせいか、『純白』とか『正義』とかいう言葉があるにもかかわらず、ものすごい不純なワードに見えてしまった。


『正義』って言葉がダメだったのかもしれない。私の中では『正義』とは『個人の信念』であり、『社会に通じる共通概念』ではなくなっている。


 要は法律みたいな『社会的な正義』とは違う考え方が強くなっているのだ。究極の個人主義を『正義』ととらえる意識が強い。少なくともこれを書いた時点では。


 というわけで、なんかちょっと変わり種のストーリーになるかなぁ、なんて予想しながらネタがないか考えていった。


 なお、必須要素(無茶ぶり)は『イヤホン』。残念ながら、最初から存在を忘れていたところがあり最後の調整で入れようとして間に合わなかったアイテムでもある。


 先に述べておくが、今回も時間切れで未完で終わった。この無茶ぶりをもう少し早めに思い出せていれば、完結に設定できたかもしれない。


 ちなみにプロットは、『くよくよする人生をやめて上を向いて歩こう、と決めた男は階段の上にいる少女のスカートをのぞく変態だった』、みたいなひどいコメディになった。


 文字数は『825文字』で終了し、前述の無茶ぶりさえなければそこそこうまくまとめられたと思っている。ちゃんと『序破急』みたいな形になっていたので。


 面白さは、どうだろう? いちおう満足する形で書けたけど、やっぱり客観的な面白さは自分ではわからない。時間がたったところで、面白さを冷静に評価するなんてできないものだ。


 まあ……くだらない内容でも形になったのだからいい。何度でも自分を励ますためにも、そう弁護しておこう。やりすぎるとむなしくなるから、用法容量は守らないとだが。




 自画自賛って結構疲れると思ってしまう自覚を抱きつつ、二回目の『即興小説』をやっていこうと思う。


 お題は『ねじれた愛人』。ここで私はなぜか『(物理的に)ねじれた愛人』というイメージを強く持ってしまった。


 この時点でサスペンスかミステリーか、あるいはそんな雰囲気の人死にがでる話になることが確定する。最初のイメージは強すぎて、なかなか払拭できないタイプなので。


 続けて必須要素(無茶ぶり)を見てみれば、こちらも最近よく見かけるようになった『つけ麺』。さすがに『つけ麺』でバリエーションをつけられるわけもなく、小道具扱いでなんとかごまかすしかなかった。


 そこからもう少しお題についてツッコんでみると、『愛人』がいるんだから『本命の恋人』がいるはず、とのイメージから『浮気の修羅場』を思い描いた。


 後は自然と流れをつかむことに成功し、『恋人と愛人に浮気がばれて逆上した男は、二人を殺して死体遺棄しようと決断する』、みたいな犯人の犯行前後を描いたシーンのプロットとなった。


 こちらは意外と筆もストーリーの流れもスムーズにいったからか、『991文字』の文字数で完結させることができた。やったね。


 ストーリーの構成というか演出というか、脚本的な部分で見れば一回目とつくりは似ている感じとなった。連続で書くと一作目に二作目が影響を受けるのは仕方ないか。


 あとは、主人公の一人称で進めていって、殺人を犯したことを自覚して葛藤する感じを出そうとしたのか、やたらとモノローグで心情を吐露する描写が多い。


 私はときどき、キャラの感情にまかせて書くことがあるのでそれだろうか。いずれにせよ、これはもう癖みたいなものだから直らないと諦めるほかない。


 ひとまずの感想はそれくらいである。あとどれくらい借金を消化しないといけないのか? 考えるだけで憂鬱になりそうだ……。


 まだまだ埋めなきゃならない枚数が残っているので、一喜一憂していられない。宿題が、宿題が多い!


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