647回目 2020/12/21
とにかく数をこなしていくため、コメントも心持ち少な目で書いてます。
一回目のお題は『大好きな寒空』。これを書いたときは寝不足から結構眠気が強くなっていて、思考力が著しく低下していた。
なので、元からそうだけど、大したことは書けたと思っていない。何とか平凡な発想でもいいから書いていくか、みたいな感じだったと思う。
なお必須要素(無茶ぶり)が『ガム』と、微妙に発想を広げにくそうなアイテムで困ったのを覚えている。使い方がとにかくわからない。
で、どうやって話を作ろうか? と思っても面白そうな案が出てくるわけもなく、もうキーワードのイメージだけで適当に作り上げていくことにした。
わりかし適当に出てきた物を書いていくと、『お気に入りの公園で冬に散歩をしていたら、ガムが道ばたに捨てられていて不愉快になった』、みたいなところまでは書いた。
もちろん時間切れで完結には至らなかったが、『896文字』と意外に文字数は稼ぐことに成功。ぐだぐだとモノローグを書いていっただけなので、面白さはないが。
とにかく思いついた物を書いていく、みたいなやり方を続けていると、やっぱり面白い演出を加えて文章表現することがどれだけ難しいかわかってくる。
ただ書くだけなら誰でもできる。それに意味を持たせ、心を動かす仕掛けを作れなければ小説は読まれない。
日記みたいに好き勝手書けられたらどんだけ楽か……なんて考えてしまう。そうした意識が、またよけいに自分の中の執筆ハードルを上げているのだろう。
あー、気がつくと自分に枷をつけている。心理的なものは特に無気力とつながってしまうので、なるべく避けたいところなんだけど。
こういうところに自分の性格がでてしまうといつも微妙な気分になる……ああ、また気力がなくなるから深く考えるのはやめとこう。
自分のダークサイドが顔を出しそうになったところで、二回目の『即興小説』を見ていくことにする。
お題は『夏のゲーム』。『闇のゲーム』だったら『遊○王』で知っているんだけど、『夏』か。このころには半分意識が寝ていた気がする。
ほとんど回らない頭のまま必須要素(無茶ぶり)を見てみれば、『駅』という場所指定。長く覚えていられる自信がなかったので、冒頭あたりに『駅』を出して消化しようと決める。
それから肝心の『夏のゲーム』だが、『夏』という季節感に限定した『ゲーム』がなかなか思いつかなかった。
なので、『ゲーム』から連想した『遊び』の範囲に拡大して、『昆虫採集』といういかにも子供がやるような遊び? でやってみることに。
ただまあ集中力もそこそこ限界だったときにやり始めたので、『685文字』と途中意識をとばしながら時間切れまで書いたことになる。
プロットを読み直すと『幼なじみ同士のアウトドア系やんちゃ坊主とインドア系秀才坊主が、ちょっと遠い駅まで遠出して山に虫取りにきた』みたいな感じになった。
何が面白いのか? それは私が知りたい。ひとまず、ストーリーになれば何でもよかった。物語の始まりっぽいシーンは描けたのでよしとしよう。
自分の判定を甘くしないと、そろそろ遅れが取り戻せないと焦りばかりが募ってしまう。ちょっと油断するとすぐに日付をまたいでしまうので、早く残りの遅延分を終わらせないと。
こういう借金が積み上がる感覚、もやもやと冷や冷やがない交ぜになった気分ですぐに解消したい。やってくれる人なんていないし、がんばろう……。
卑怯とか姑息とかではないんです。そうしないと年内に終わらない気がしただけなんです。(誰に対しての言い訳なのか?)




