607回目 2020/11/11
この日は一気に寒くなった感じがあります。
一回目のお題は『神の笑顔』。ぱっと思いついたのはネットの広告でちらっと見た、『神様vs人類』とかいうバトルマンガのあおりだったが、中身を知らないのでトレースはできない。
というのも、必須要素(無茶ぶり)が『アクション』だったので、バトルマンガの印象が強くなってしまったところはある。単純ながらベタなイメージは、とっかかりとしてやりやすい。
さてどうするか? となったところで次に出てきたのは『ケ○ガンアシュラ』という作品だった。マンガ原作だがアニメで存在を知り、途中で視聴をやめてしまったが印象には強く残っていた作品である。
その導入部分をさらっと拝借し、『不良に絡まれた男が、また別の大男に絡まれピンチに陥ったときにえびす顔の男に助けられた』というシーンを書いてみた。
なお、七福『神』にいる『恵比寿』様みたいな『笑顔』ということでお題は回収したと思っている。必須要素は、ちらっとバトル描写を入れれば大丈夫かな? と思ってやってみた。
そうして『1062文字』書いてみたところで、バトルを終了させられないまま時間切れになってしまった。
文字数が少し多めになったのは、私の『アクション』描写が全般的に文字数が多くなってしまうのが原因だろう。
私の性格もあるのだろうが、なるべく細かい動きを描ききりたいと思ってしまうので、自然とキャラの動き一つ一つを描写してしまう癖があるのだ。
『アクション』の描写はあまり細かくしすぎると逆に読みにくくなり、何をしているのかわからなくなってしまうので、加減は必要になるんだけど。
まだちょうどいい描写量ってのがわかっていないので、とりあえず満足するまで書いてみるようにはしている。そこからどう『読みやすい量に削れるか』が課題になってきそうだ。
今回は短編だったので、『アクション』そのものも数手だけしか書けなかったが、長編になるとまたうだうだなりがちなので考えていかないとと思った。
と、小学生並の感想を書いたところで二回目の『即興小説』を振り返る。
お題は『斬新な汁』と、ややハードルを上げる謎ワードが与えられた。『斬新』というからには、ありきたりなアイディアは出せないことが確定しているわけで、こちらとしてはやってられない。
それに必須要素(無茶ぶり)は『ギャング』と、受け取りようによってはバイオレンスな内容にしかできなさそうな組み合わせなのも、取り扱いの難しさが感じられた。
が、私の中ではそれとは別に『極○夫道』とかいう、ネット広告で見かけたようなマンガが思い浮かんだので、今度はそちらを題材にしてみることにした。
まあ『極○夫道』はあらすじくらいしか知らないので、『ギャングが専業主夫になったマンガを参考にスムージーを作るバカ』という流れにして書いてみた。
あらすじからしてコメディっぽい作風でやり、会話もポンポンと交わしてみたので『1033文字』とそこそこの文字数になった。完結はしなかったが。
ふと、ここにいたって思ったのが、『即興小説』みたいな短編ってマンガの読み切りみたいなものなんだなぁ、という連想だった。
私は未だに『週間少年ジャ○プ』を読んでいるおっさんで、読み切りサイズのマンガもちょこちょこ目を通すことがある。よほど第一印象から合わなさそうと思わない限り、目を通すタイプなので。
その印象から自分の短編を思い返してみるに、果たしてちゃんと起承転結やれてんのかな? と疑問に思うようになってきた。
『即興小説』ではない、自分的には本腰を入れて書いたつもりの『短編』でも、私の中にあるふわっとしたストーリーの流れを追っているだけで、実はあんまり構造的なものを理解して書いていないところはあったりする。
短編だから、とあまり気にしてこなかったが、なぜかふっと、もう少しちゃんと書いた方がいいんじゃないか? と考えるきっかけになったように思う。
何で急に? とは自分でも思うけど、そういう気づきってアイディアと一緒で急にわいてくるようなものなんだろう。そう考えておくことにする。
まあ『即興小説』でどこまで意識できるかはわからないが、文字数を気にせずもう少し構成も練ってから書いてみようかな、と思ったのだった。まる。
あんまり寒いと、手が動かなくなるので作業が進まなくなります。手足は特に冷えやすい体質みたいなので、暑さで疲れやすい夏とは違ったしんどさが冬にはあります。
四季は情緒があっていろんなよさがあるのはわかりますが、体調を崩す要因になりやすい気候の変化はもう好きになれそうもないですね。




