594回目 2020/10/29
何度もグチってきたことですが、対応が難しいお題は難しいです本当に。
一回目のお題は『遅い秘部』。初めて知ったが、『秘部』という言葉には『早い・遅い』という概念があるらしい。
そもそも『秘部』ってなに? という疑問は解消されず、『え? 知ってるでしょ当然?』みたいな顔してふんぞり返ってやがったのが鼻につく。検索して調べたけど。
そこにあわせる必須要素(無茶ぶり)は『靴下』であり、本格的にどうしたらいいのか迷子になった。
『靴下』? サンタクロースでもやってくるのか? と、すでに投げやりな考えになっていながら、少しでもそれっぽい形になるようアイディアをひねり出す。
で、出てきたのが『靴下をのぞくと、不思議な世界が広がっていた!』という、『不思議の国のアリス』に近いファンタジー設定が浮かんできた。
入り口のゲートが『靴下』だったのは……無茶ぶりだったから以外に理由はない。それっぽかったらいいのだ。
適当に決めた設定で、ぽっと出てきたキャラクターにしゃべらせていたら『1135文字』も書いていた。キャラが子供だったので、ほとんど中身のない会話ばかりだったため、未完に終わっている。
反省点は……うーん、もともとが無茶ぶりの固まりみたいなものだったので、反省よりもよく書いたなと感心が勝つくらいだ。
つたない部分は多かったが、今回はよくやったと自分で自分をほめよう。モチベーションも微妙に低かったので、書けただけよしとしなければ。
などと自己弁護をした後で、二回目のお題である『彼のデザイナー』について振り返っていく。
簡単に言えば、『クソお題その二』だ。『デザイナー』というものの知識が皆無な私にとって、なにをどういじればいいのかがわからない。
必須要素(無茶ぶり)も『十字』と、微妙にデザイン系の符号を与えられただけで、別角度の切り口などなにも得られなかった。
何とか自分の守備範囲に近い物で勝負できないか? と考えていったところ、『ノベルゲームの制作途中で起こったトラブル』みたいな感じのシーンが浮かんだ。
当然、私にノベルゲーム制作の知識なんてないし、そもそも『イラストレーター』を『デザイナー』に含めていいのか? 問題も放置したまま話を進めている。
それでも、私が出せる知識の中ではこれが限界だったのだ。ガチの服飾系『デザイナー』なんて私が書けるはずがないんだから。
かなり頭を抱えながら『893文字』を書いて、結局時間切れで終わったのはしょうがないと思っている。最初からあきらめていたから、落胆も少ない。
この日、一日の挑戦を振り返れば……体感的にさんざんな出来だった、となったのはしょうがないと割り切るしかない。
ある意味、お題ルーレットのガチャ運がなかったのだ。あんまりワードを選んできたつもりはないが、それでも絶望的に相性が悪いものはあってしかるべきだし。
一人で何でもはできないのだから、自分の得意な分野を伸ばしていければいい。無理な物は無理と、あきらめも肝心だ。
器用貧乏より狭い分野の専門家。それくらいが、人間ひとりにできる能力の限界なのだから。
『秘部(=秘密の場所)』? という謎ワードはもちろん、『デザイナー』とか書けるわけがないですよ。断言します。
開き直ってなにが悪いのでしょうか! 人には向き・不向きがあります! できねぇもんはできねぇんですよ!!(あらぶり中)




