582回目 2020/10/17
最近めっきり寒くなりましたね(話題がないときの苦し紛れ)。
というわけで『即興小説』の一回目、本日のお題は『暑いコンサルタント』。はい、先日に引き続き苦手分野がぶちこんできたわけですよちくせう。
『暑い』はこの際どうでもいい、『コンサルタント』、てめぇは何様だ? まともに企業分析とかしたことない私が書けるわけねぇだろなめてんのか(逆ギレ)?
しかも、そこに必須要素(無茶ぶり)として『軍艦』をあわせろと? お前(『コンサルタント』)は何を請け負ってんだ仕事選べクソが。
……と、一通り心の中で無理難題に愚痴をこぼしたところで、とにかく何か書く方針で考えていく。いつものことだ。情緒は不安定で安定している。
しかし、お題についても必須要素についても詳しくない私にとって、自分なりの解釈でそのままドッキングする以外に方法が思いつかなかった。
なので、『何を間違ったのか防衛省から依頼がきたコンサルタントが潜水艦に乗り込んでアドバイスする』、という謎なシチュエーションができあがった。
そんなんでも適当に書いておけば文字数はかさむもので、未完ながら『1003文字』を書いたのだから上等だろう。そう思いこむことにする。
まあ、基本的な知識が欠如していたために『どうしてこうなった……』的な、いわゆる勘違い系の導入っぽい感じを出しつつ会話をつなげただけのシーンを書いた。
個人的にはあまり書いたことがないものの、好きなジャンルである勘違い系をこんなところで挑戦するとは思わなかった。今度、ちゃんとネタを練った長編でやってみたい。
『なろう』で言えば『無欲の聖女』とか『嘆きの亡霊は引退したい』とかがツボだった。
勘違い系は主人公と周囲の認識のギャップが大きいほどおかしさが増す。創作する側にとっては頭を使いそうだけど、読者側の目線だと派手などたばたギャグに近い形なのであまり頭を働かせずに済むのも楽しい。
ギャグ漫画とかでよくある『ハイテンションギャグ』みたいなのは性に合わないことが多いので、自分の感性にあったジャンルで楽しむのが平穏な過ごし方だろう。
なんか話がまたズレた感覚を覚えつつ、二回目のお題であった『俺は神話』について考えていこう。見ての通り、無茶ぶりだ。
地味に重要なのが『俺の神話』ではなく『俺は神話』ということ。何? 当方に日本神話かギリシャ神話の一柱でも書けと申すか?
何かしらの打開策がないかと、さんざん今まで裏切られてきた必須要素(無茶ぶり)に望みを託せば、『新聞』というアイテムを渡された。
……そういえば、ちょっと前に深夜ドラマで『恐怖新聞』ってのをやってたっけ。あんまり知らないけど、ホラーとしての出来はどうだったんだろうか?(現実逃避)
さて、頭を少し空っぽにした後で、具体的にどうするか考えていった。
まず『神話』だが、やっぱりそのまま言葉として受け取るとなにもできなくなりそうだったので、『神話』と自称・他称しそうなものを思い浮かべた。
学生時代の『武勇伝』……またの名を『黒歴史』とも言う。それを『神話』になぞらえて行こうと考えた。『学校新聞』みたいなものに載った、とすれば必須要素もついでに満たせるし。
というわけで、『同窓会の案内がきて、久しぶりに同級生と会ったら昔の話を肴にして盛り上がった』、みたいな日常の何気ないワンシーンを描くことに。
まあ、『神話』の内容を詳しく書く前に時間切れになってしまい、これも『918文字』で終わってしまったのだが。
それに個人的には内容が薄かったように思う。内容というか、設定が? ともかく、ある意味で『即興小説』じゃないと書けないものができたのは間違いない。
じっくり考えることができないので、『即興小説』っぽい物しかできないのは当たり前なんだけど。
そういえば、『即興小説』で他の人が書いた短編をあまり読まないが、他の人はどんな感じなのだろうか?
勉強のために……というほど『即興小説』にのめり込む気はまだないので、しばらく独自路線で執筆欲を放出あるいは蓄積していくだけになるだろう。
変な短編を書いた後、『ちゃんとしたのを書きたい!』となるか『調子悪いから今日はやめとこう……』となるかは運次第なので、諸刃の剣っぽいんだけど。
あたり、っていうか、私と相性がいいお題がくる方が珍しいので、『書きにくい』って思いと『新鮮だ』って思いがあって複雑です。




