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557回目 2020/9/22

 今回も二敗です。やっぱり短くまとめるのって難しい……。


 最初に執筆ページを開いた時にきたお題は、『うるさい暴走』。フィーリングではなぜか『小さい子どもの癇癪(かんしゃく)』とイコールで結ばれたので、子どもの話かなぁ……となんとなく決める。


 次に必須要素(無茶ぶり)を見たところで、少し迷った。『三角関係』って、さすがに幼児で表現するの難しくない? と。


 それでも、一度浮かんだイメージはなかなか自分でも消せず、『保育園からのつきあいがある幼なじみの三角関係における始まり』みたいなシーンを書いてみることに。


 まあ、要するに本編になるだろう中学・高校生時代のストーリーにおける前振り、みたいなあつかいになる回想シーンの立ち位置だ。


 なぜ『即興小説』で自分が認めるサイドストーリーを書いているんだ? と思わなくもない。それに本編っていっても、私の頭の中でぼんやり浮かんだだけで詳細な設定なんてないものだし。


 こうして振り返ると、なにもかもふわふわしたストーリーだな、というのがよくわかる。……書き捨てならではの作品ではあるのだろうけど。


 文字数的には『970文字』と、そこそこ書いた気がする。『三角関係』の関係上、クローズアップすべき登場人物は最低でも三人は必要だったので、意外と書けたのかもしれない。


 ここで登場させたのは『いじめられっ子気質の男の子』と『いじめっ子気質の女の子』と『優等生気質の女の子』。


 想定では、この三人が成長してラブコメというか、恋愛というか、そういう系の物語に発展するんだろうなぁ……と思いながら書いていた。


 あくまで想定なので、こういうストーリーになる! って構想は皆無である。なんなら、設定だけは決まっているキャラクターの過去シーンを再現した、ってだけの書き方のため、ここからすぐにストーリーを発展させられることは難しいだろう。


 ……うーん、総合的に『よくわからない短編』になった気がする。まあ、『即興小説』で残している作品はたいがいそうなので、今回も気にしないことにしよう。




 さて、現実逃避もすんだところで二回目の挑戦を反省していこう。


 お題は『日本式の夫』だったのだが、こちらも一瞬で『亭主関白』という言葉に言い換えてしまったので、それしか書けなくなってしまった。


 続く必須要素(無茶ぶり)なんかは『パチンコ玉』で、ジャラジャラと台から出てくる大量の銀の玉がぱっと脳内を流れていった。


 私自身は、あまり『パチンコ』について詳しくなければしたいとも思えない。過去に数度、父親やバイト先の店長につれられて行ったことはあったが、楽しみ方がまったく性に合わなかったことだけは覚えている。


 あんまり強い光とか音とか、何よりたばこの臭いとかが受け付けなかったのだ。類似した環境でゲームセンターもなかなか長居したいと思えない場所なので、私とは縁がない場所だと早々に判断した。今でもそう思っている。


 と、パチンコについては別にいいとして、ストーリー的には単純に『家の中心にいる暴君の父親について』を子ども目線で語るモノローグ短編になった。


 ちょっと内容が批判的というか、ストレスがかかる書き方をしたので指が止まるかと思ったが、結果を見ればあ『999文字』となかなか書いていた。終わりまでは書けなかったけど。


 しかし、『亭主関白』というか『自分勝手』な人物をずっと描いていたような気がする。……私が『嫌いな人種』なので、あんまり書いてていい気はしなかった。


 現在の『日本式の夫』のイメージは別だろうが、昔ながらの『日本式の夫』はかなり傍若無人なイメージがある。私の家族がそうだったわけじゃないのが幸いだった。


 そんな偏見に基づいて書いていったので、執筆が楽しくはなかったものの書きたい文句(こと)はいっぱいあったのが、文字数が多くなった原因だと思われる。


 こういう自分の気持ちが沈む系の描写をするには、心にかなりの余裕がないともうできそうもない。今は長編を意識しないようにしていたためか、イヤな描写を書いても心にくることはあまりなかった。


 将来的には、こうした『感情的になる描写』を自分から切り離して客観視する意識も作らないといけないなぁ、とは思う。


 自他ともにヒトの感情に振り回されるので、自衛のためにもきちんと自分なりの処世術を確立していかないと。


 年々壊れやすいメンタルになっているおっさんは、これだからあつかいが難しい……。


 昔は『キャラクター=ストーリーの配役』って考えだったので、どんだけつらいシチュエーションを課してもぜんぜん平気だったんですよね。


 現在は『キャラクター=世界のどこかで生きている誰か』って意識に近くなったため、同情心とかが強くなってしまいました。利点でもあり、欠点でもありますよねぇ。


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