543回目 2020/9/8
今回も二敗でしたが、内容のテンションが真逆になりました。
昨日の投稿でぶちまけた精神ダメージがまだ抜け切れていないが、『即興小説』は今日もやっていく。
というわけで、一回目に挑戦したときは『楽しい小説新人賞』というお題がきた。『小説新人賞』に『楽しい』もクソも……なんて考えた私も老けたものだ。
まあ、結果を振り返ればお題でも何でもバカみたいに明るい雰囲気のストーリーを書けたのはよかったかな、と思う。気持ちがちょっと楽になったし。
といっても、発想は安直で貧困だったのだが。『楽しい』から連想したのが『テレビの視聴者参加型クイズバラエティ』みたいなノリだけだったので。
そこから『小説新人賞の最終選考に残った人たちを出版社に集め、即興で小説の技術を競わせ勝った人が大賞受賞』という、現実にあったらクレームきそうな企画を書いた。
なお、必須要素(無茶ぶり)は『えへへ』という台詞だったのだが、上記の設定を書いているうちに出すのを忘れてしまった。もうちょっと早めに出しておけばよかったと、今は思う。
そんなコメディよりの短編を『1005文字』書いて、もうそろそろ締められるかと思ったところで時間切れになった。
ただ、私自身がノリで書いていったこともあってか、先述した『即興で小説の技術を競わせる』って何をすればいいんだ? という疑問の答えが、執筆中に出てこなかった。
そこで仕方なく、今私が挑戦している『即興小説』みたいなことをキャラたちにやらせよう! とサイトの性質丸パクリして出す暴挙に出たのだ。
その説明をしている途中で切られたので、結果的に良かったのか悪かったのか。時間があったら、作中キャラクターへのお題が『えへへ(無茶ぶり)』になっていただろう。
……まあ、私の「ほとけごころ」が制限時間を『15分』ではなく『1時間』にしたので、プロ作家を目指すような人なら何とかしたんじゃないだろうか?(責任転嫁)
しかし、少し読み直してみると私が以前『なろう』で投稿した短編『コレジャナイ聖女選定』に雰囲気がそっくりだったのは、私の中での『はっちゃける』イメージが固定されているからだろうか?
私にとって、『楽しそうなイメージ=テレビのバラエティ』なのかもしれない。もうちょっと『楽しい』に関するバリエーションがほしいと思ってしまった一作だった。
次に挑戦しようと起動したら、『哀れな瞳』というお題がきた。見たらわかるように、一回目のワードと比べて温度差が激しい。これはシリアスじゃないと書けそうもないぞ、と。
さらには必須要素(無茶ぶり)が『プチ整形』だったもんだから、『これ絶対、やぶ医者に当たって目の整形失敗してんじゃん……』と確信を抱く始末。
書くことが一瞬で決まったのはよかったのかもしれないが、どう考えてもハッピーエンドにはならないストーリー構想にちょっとひるんでしまった。
あらすじは、『費用を浮かそうとした女性が外国でプチ整形をした結果、まぶたをほぼ切除されて人前に出られなくなってしまった』という……なんか意図せずグロとホラーが混じっている内容に。
『ひとえまぶた』から『ふたえまぶた』に変える施術としていて、設定としては『やぶ医者』どころか『闇医者』にひっかかってしまい、まぶたの肉ごとまつげも持っていかれた(痛い!)……って感じだ。
ちなみに、作中では明言しなかった外国とは、反日思想が病気レベルの『K国』を想定している。あの国なら日本人が相手だったらそれくらいしそう、という信頼があっての起用である。
あらすじがあらすじだからか、終始陰鬱なモノローグが続く『996文字』の抑うつ短編ができあがってしまった。いや、未完なんだけど。
お題にあった『哀れな瞳』も、『鏡に映った自分の目』でやったから鬱度がかなり上昇した気がする。
読み直せば読み直すほど、なんつーメンヘラ短編を書いたんだ自分は……、と思ってしまった。
が、自分のメンタルとは別にして、元からうつ系のシリアスなシナリオとは創作の相性がよかったので、気づけばこんなのばっかネタに書いてたとかざらである。
ちょっと油断すれば心の闇が吹き出てくるので、せめてエンタメになるようレベルを調節するのが大変だ。明るく笑えるシーンより、生々しい落ち込み描写の方が筆が進むってどういうこと?
それはそれで私の個性とか味とか言われる部分なのかもしれないが、精神がフラットな状態で創作したいな……と遠い目になるのは許してほしい。
創作の時でもメンヘラみたいなことが勝手に出てくるの、昔は気にならなかったけど最近は結構しんどいんだよ……。
人より気分が落ち込みやすい私の対処療法として、ちょっと前に見つけたのが『RPGのレベル上げ作業』です。
何にも考えずに単純作業をしてると、イヤなことも考えなくなりますからね。私には向いていたのか、気づけばゲームしている自分がいます……ストレスたまってんのかな?




