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528回目 2020/8/24

 今回は二敗でした。


 まずはじめに執筆ページへ飛ぶと、『高貴な木』というお題が目に入ってきた。


 あんまりふだんの生活ではお目にかからないようなワードに、『即興小説』では何度も味わった『どうすりゃええねん?』感を抱きつつ、必須要素(無茶ぶり)も確認してみることに。


『ペロペロ』……そう、書かれていた。『ペペロンチーノ』の名残が、まだ私について回るのか? 『ペペロン』を連呼しすぎた弊害が『ペロペロ』に現れているのか?


 それとも、個人を狙った嫌がらせか? などなど、いろんな被害妄想が私の頭の中を駆けめぐったのは言うまでもあるまい。混乱していたのだ。


 とはいえ、『15分』を無駄に文句を垂れる時間にするのももったいないので、もう最初の印象だけで話を進めていくことにした。


 あらすじは『御神木と呼ばれる木に集まるいろんな生物の中に紛れた虫を語り手にした日常?』という、人間と見せかけて動物を視点主にした話を考案。


 ここではあらすじとしてばっさりネタバレしているが、実際には途中まで人間がしゃべっているように見せつつ、『891文字』書いて未完に終わった。


 雰囲気的には、『御神木』から流れる樹液を『ペロペロ』していたら、いつもクワガタがやってきてちょっかいをかける、みたいな謎のラブコメ感をかもして終了している。


 私はこの題材でなにを伝えたかったのか? 虫同士の『好きな子はいじめたくなる男の子心理』を描写して、なにを発展させようとしたのか? 今ではわからない。


 というか、種族として『カブトムシ(♀)』を想定して書き進めていたので、『クワガタ(♂)』とどうこうなることは普通なかったのだが……。


 まあ、『御神木』をファンタジー設定にして、『ペロペロ』されていた樹液になにかしらの魔法効果でも付与すれば、やれないこともなかった、のか?


 ……う~む、どんどんマニアックな方向へ進みそうな気がするので、考察はここらへんでやめておこう。世の中、知らないままの方が幸せなことなんてごまんとある。


 さて、そんなこんなで二回目の挑戦なのだが、お題は『うへへ、感覚』という我が三十路人生で初めての言葉と交通事故を起こした。


『うへへ、感覚』……何度聞いても犯罪臭しかしない響きなのは私の心が汚れているからだろうか? なんかもう、そこらの中年が犯罪をやらかす直前みたいなイメージしか湧かない。


 このままでは『性癖』の沼にはまるかもしれない。そう危惧した私は少しでも別の方向性を求めて必須要素(無茶ぶり)にすがった結果、『幼女』だった。


 ガッデム。ここ数日の『即興小説』は私に変態の道を歩ませることを生き甲斐にしているらしい。誰だこのワードを選んだ奴は! これ以上私に変な物を書かせるな!!


 ……まあ、変な物を率先して書いてきたのは私なのだが。


 冷静になろう。『うへへ、感覚』は『幼女』と出会った時点で、もう『ロリコン』と等号(イコール)で結ばれることは運命で決まっている。これを覆すことはできない(確信)。


 なので、いかに犯罪臭を消し、健全なように見せるかが私の腕の見せどころとなるだろう。うなれ、私の文章力! アリスコンプレックスを昔懐かしい思い出に美化するのだ!!


 と、変な決意を抱いて構築したあらすじはというと、『兄に頼まれて(めい)の世話をしていたら懐かれてプロポーズされることになる男子大学生の十年前』みたいな、なんとも『なろう』的展開の話に。


 しかし、描写部分はちゃんと健全になったはずだ。タイトルが『マジで殺される十年前』になったが、事案になる前の話だからセーフだろ!


 誰に何の言い訳をしているのかわからなくなりつつ、『幼女』ながら自分の父親(主人公の兄)に辛辣(しんらつ)(めい)っ子ちゃんを書いていたら楽しくなり、『886文字』を書いて未完に散った。


 作者は楽しかったとはいえ、俗に言う『フェミさん』には受けがすこぶる悪い内容だな、と思っている。ほら、あの『女子高生を拾う』ラノベみたいなたたかれ方しそうだな、と。


 現代日本の基準で言えば『未成年者誘拐・監禁』とかになりそうな事案を、おもしろければ何でもありな『ラノベ』にカスタムした話、だとは思う。私は実際の内容を読んでいないので、批判などできないし。


 ともかく、『フェミさん』がもっとも得意な武器として掲げる『性的搾取』にあたる内容を書いてしまった自覚があると、少しうかつだったかなと思わなくもない。


 まあとはいえ、『即興小説』なんて積極的に見に来る人なんて利用者くらいだろうし、匿名で投稿しているため変に騒がれたりはしないはずだ。


 無名な内から有名人に起こったようないざこざを心配していたらキリがない。杞憂(きゆう)が多すぎて生きづらい人生を送っているので、もう少しふてぶてしく生きてもいいのだ。


 好きなことや楽しいことを小説に書いてなにが悪い! それくらいの図太さが、私のガラスハートにほしいところだ。


 最近のお題が『異常性癖』によりすぎたためにこうなったのか、それとも『異常性癖』の内容を書きすぎたためにお題が自然とそっち系統に見えてきてしまうのか?


 それが、明日以降における私の『即興小説』における命題なのだと思います。


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