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509回目 2020/8/5

 今回も二敗でした。どんどん完結ができなくなっていきます。


 本日最初のお題は『希望の遭難』という、前向きなのか後ろ向きなのかわからない状況を与えられた。


 通常であれば『遭難』には絶望しかないと思うのだが、それに無理やりにでも『希望』という付加価値をつけてあげないといけない。


 とすると、私の中では『突発的な遭難』だと難しく感じたので、『何か目的があった末の遭難』のパターンにした。


 要するに、『自らの意思で探検なり冒険なりした結果、遭難した』という状況だ。実にファンタジー向けの題材(?)になったといえよう。


 そこから必須要素(無茶ぶり)を加えていくのだが、『蝉』というシンプルな要素だったのでさらっと組み込むだけでよかった。


 ついでに、『遭難』の舞台も森に限定することができたし。『蝉』が出現するような場所って、森のように木々が乱立したようなところくらいだろうし。


 で、大筋の流れとして『不治の病にかかった男が、奇跡の泉の噂を聞いて森に入って遭難中』みたいなストーリーを進めていった。


 一応、最後には『奇跡の泉』を見つけて終わらせようと思っていたのだが、『944文字』を書いたところで未完に終わってしまった。


 今回もまた、無駄にバックボーンを書いてしまったことが強制終了の原因だった。背景事情がそこそこくっきりしないと、話を進められない病気にかかっているのかもしれない。


 やはり地の文が多くなるのは無意識でやっているらしく、登場人物が一人なこともあって会話文が極端に少ない。


 私の小説に軽さが足りない、一番の要因である。『即興小説』でくらいは、軽めかつスピーディーなストーリー展開を意識しないと、もう完結させられない可能性すら浮上している。


 本筋のストーリーをさっさと書いて、あとは残り時間で肉付けするくらいの気持ちでやった方が、確実に完結はできるだろうか。


 ひとまず、ストーリーで重要な骨組みだけを先に抽出して書き出し、途中で戻って書き足すような書き方を実践してみようと思った。


 そんな反省を胸に挑んだ二回目のお題は、『愛の運命』。いかにもな恋愛色強めのお題に、さてどうアプローチするかと考えていたところ、必須要素(無茶ぶり)の『しゃっくり』でおおよそ形を定めた。


『幼少期に少年を拾った少女が、成人したときに少年から告白されてしゃっくりが止まらなくなり返事ができない』、みたいなファンタジー路線の恋愛で行こう、と。


 そこから骨組みだけを立てて何とか完結させようと努力してみたが、『1025文字』も書いておいて結局未完になってしまった。


 今回の最大の敗因は、骨組みの段階であっても『三部構成』にしようとしたことだ。


 一部は『出会い』のシーンで、これは必要な描写だったといえよう。これがなければ、『愛の運命』がまず始まらない。


 しかし、二部として考えていた『成人の儀』を説明するシーンは、最悪カットできたかもしれないと後悔している。


 二部に時間をかけすぎたために、一番書きたかった三部予定の『告白』がまるっきり時間が足りなかった。まるまるカットになってしまった。前回の反省がまるで活かされていない。


 今回の場合、二部がまるまる『よけいな描写』になっていたと言わざるを得ない。いわば『三部への前振り』としての役割しかないシーンであるため、三部でちょこちょこ描写すればすむ話でもあったわけだ。


 つまりまたしても、ストーリー構成や時間配分を間違ってしまった。『15分』がシビアすぎるのもあるが、なかなか反省を実践に反映できない自分もどうかと思う。


 しかも、急いで書いていたこともあり誤字も多く、このごろ書いてきた内容の中では特にアラが目立つ短編になってしまった。完結もさせられなかったし、私的にはマイナス点が高い。


 文字数は多かったのがまだよかったのだが、やっぱりその中で完結させられなければあまり意味がない。


 ストーリー構成、時間配分、どんな形でも完結させたという事実……これらをもっと意識しないと、完結がさらに遠のいてしまうだろう。


 お題や必須要素を見てすぐに書きたいこと、書こうと思うことが増えてきた証拠ともいえるんですけどね。ある意味、『即興小説』への慣れが起こした問題でしょう。


 それをどれだけ削って、一つのまとまった短編にできるか? が私にとっての訓練の肝になると思われます。がんばろう。


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― 新着の感想 ―
[一言] まさに希望の遭難というやつですね……。 わたしは今昔の作品を書き直したりしていますが、あんまりいいかんじに進めません。やっぱりノリとか勢いは重要ですね。 書きたいことがすぐに浮かんでくるのは…
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