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507回目 2020/8/3

 今回はまたしても二敗でした。ネタを固めるのに時間がかかるのがネックですね。


 一回目に与えられたお題は『愛と死の誰か』と、なんとなくふわっとしたものだった。


『愛』も『死』も概念的な言葉であることに加え、『誰か』と不特定な人称代名詞の組み合わせは捕らえ所がない印象は拭えない。


 さてどうしようか、と思ったところで目を向けた必須要素(無茶ぶり)は――『おっぱい』。


 単体であればストレートな下ネタであるが、お題の不穏さや不気味さを考慮すると下品な臭いがあまり感じられなかった。っていうか、ちょっと怖くも思ってしまった。


 なので、その気持ちを素直に表現しようと、若干のホラー展開で書き進めていくことに。


『おっぱい』は『愛と死』の言葉からなぜか『出産』が連想できたので、大まかな流れとしては『流産した妊婦が心を壊した』というものをベースにしてみた。


 が、ちょっと描写に意識が強く向いてしまったためか、文章を進めるのに若干時間を食ってしまって思うようにストーリーを進められなかった。


 何とか終盤までは書けたものの、『907文字』で未完に終わった。今回は何とか短編の着地点が見えてきていたので、時間が足りなかったのは残念に思った。


 うーん、やっぱりどんなに些細な手法であっても、ギミックを組み込もうとしたら考える時間が必要になるので手が止まりやすくなってしまう。


 そういう仕込みに慣れていけば、頭で考えながら文章を書き進めることもできるのだろうけど、今はまだそこまで贅沢は求められはしないか。


 そういえば、『即興小説』をやり始めてそろそろ一ヶ月になるかならないかくらいだと思うのだが、あんまり自分では変わった気がしない。


 一ヶ月では効果が出ないのか、はたまた進歩があったとしても日々微々たる上昇率だから気づけないだけか。いずれにせよ、もっと書いて経験を積んだらわかることかもしれない。


 まあ、『15分』で書ける文字数が増えてきたので、そこは成長といえるかもしれない。どこを成長させたいか、とか意識してこなかったので、とりあえずこれからも継続していこうとは思っている。


 次に時間をおいて挑戦したときのお題は『地獄の真実』だった。考え方によっては『地獄』がほぼ創作の存在と言っても過言ではないため、小説の題材としては割とメジャーな気がする。


 それにあわせる必須要素(無茶ぶり)が何だったかというと……『ギャグ』。


 この組み合わせで真っ先に思いついたのが、マンガ原作のアニメ『鬼灯の冷徹』だった。あれこそ、きちんと地獄について取材した上で描かれたギャグ作品だろう。


 一度強烈なイメージが湧いてしまうと、他に発想を転換させることは難しい。なので、『鬼灯の冷徹』っぽい流れでやっていこうと思って書き始めた。


 が、結局は『944文字』を書いたところで未完に終わった。『15分』ってやっぱり短い。


 構成としては、『地獄』についての前語りで時間の半分以上を消費した感覚がある。『ギャグ』の前振りと言えば聞こえはいいが、最初からストレートで『ギャグ』に走ってもよかったかもしれない。


 それと、ぱっと思いついた地獄が『血の池地獄』だったのだが、よくよく考えればどんな地獄か詳しく知らない場所をチョイスしてしまった、と今さらながら後悔している。


 想像したときの見栄えからしたら『針山地獄』とかの方が目立ったかもしれない。まあ、文章なのでそこまで差はなかっただろうけど。


 あとは『鬼灯の冷徹』を視聴した私のイメージがかなり強く出た印象はある。短編作中で出した語句も、そのアニメから知ったものがほとんどだったし。


 やっぱり私が本格的に『地獄』を描くなら、自分である程度の資料を集めてからにしたいと思う。又聞きの情報だけで書くのは、やっぱりどうもしっくりこない。


 今回は時間がなかったのであきらめるほかなかったが、機会があれば『地獄』についてしっかり調べていきたい。興味深い題材なのは確かなのだから。


 一応、書きたい流れや設定が固まるようになったのは成長だが、やはり書ききりたいというのが正直なところ。


 変換や打ち間違いを減らせばマシになるだろうか? ……変換機能はまだいらつくことが多いけど。


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