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494回目 2020/7/21

 今回も一勝一敗でした。連続勝利はなかなか難しいですね。


 一回目のお題は『愛すべきアレ』……『アレ』ってなんだよ? と思いつつ、そこら辺が自由度高めの部分かと思い直す。なんだか、変なワードがきてもさっさと受け入れるか受け流すかするスキルが付いてきた気がする。


 次に必須要素(無茶ぶり)だが、『直腸』だった。シンプルかつ、思いっきり属性を狭める言葉に私は戦慄する。


 ……これはもう、『アレ』を書けといっているようなものだと思った。というか、もはや当時の私には『それ』しか思い浮かばなかった。


 故に書いた。なるべく遠回しに、婉曲(えんきょく)的に言葉を選んでいたら時間がかかったが、何とか文字数『766文字』で完結させられたのは行幸(ぎょうこう)と言えよう。


 一度だけ目を通したが、内容はまぁクソだった。誰が見てもわかるクソさであり、むしろクソ以外の何物でもないと言っても過言ではない。


 それくらいクソまみれな小説を書いた私だが、完結させられた事実によってちょっとすっきりした。クソだけに。(下品)


 ドスベリした自覚はありながら、実際に書いた『即興小説』もこんな感じの出来だったので、努めて気にしないようにする。やったときにはこれしかないと思ったのだから仕方がないのだ。


 次に挑戦したときのお題は『賢い慰め』だった。こちらはかなりふわっとしたお題で、書き終わった今でもつかみ所というか、手応えが全くない。


 そのかわり、必須要素(無茶ぶり)は『日本人使用禁止』と割とハードル低めだったので助かったかもしれない。舞台をファンタジー風世界にすれば簡単にクリアできる縛りだったからだ。


 もし『賢い慰め』によけいな要素が乗っていたら、なにも書けなかった可能性もあった。しかし、お題の解釈に困るのは変わらない。


 ひとまず無難にファンタジー要素を演出するため『貴族』なるものを出してみたり、『慰め』の部分を強調するために『少年』を出してみたりと、何とかあがいてみた。


 が、結局『777文字』で力つき強制終了の憂き目を見た。今回は『即興小説トレーニング』で初めて、着地点が見えないまま終わってしまった例になる。


 どうにも『賢い慰め』がどのようなものか、『15分』の制限時間内で思い浮かばなかったのが原因だろう。なにが『賢い』のか、どう『慰め』るのか、ビジョンがほとんど見えなかった。


 まあ、ちょっと精神的にもやもやした状態で挑戦したのも悪かったのだろう。やはり執筆時のメンタルは大事だ。


 といっても、いつも落ち着いた状態で執筆をできるとも限らないんだし、これもまた慣れるしかないのだろう。いやな刺激を受けたらすぐに逃げたくなるのだが、人生はままならないのが常だ。


 どんな精神状態でも書けるようになれば、それに越したことはない。


 次回以降も『日に二回以上の挑戦』と『時間内に完結』を目指して、がんばっていこう。


 少しずつですが、前に動けている感覚があるのだけが救いですね。面倒くさい性格をしている私には、割り切っていかないといけないことが多いので、先は長そうですけど。


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― 新着の感想 ―
[一言] 賢い慰め……。 難しいお題ですね。一番の悩みどころは前後の整合性が取れていないところでしょうか? 失恋した少女を慰める少年は、慰めの言葉の合間に洗脳するように少女が好きだった男を悪し様に言う…
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