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482回目 2020/7/9

 前回の話題に引き続き、『即興小説トレーニング』で書き捨ててきました。


 お題は『求めていたのは出会い』、必須要素(無茶ぶりワード)は『オタク』、制限時間は以前と同じ『15分』でスタート。


 二回目でより実感したが、短い制限時間を意識すると短時間で集中しようとする意識が働いて、なんかもう頭がめっちゃ動くような感覚がする。気のせいかもしれない。


 それはさておき、お題と必須要素を見て私が最初に浮かんだのが『アニメオタクがア○メイト的な店舗をうろついて、面白そうな新しい作品と出会う』というもの。


 一瞬考え、何のひねりもないと却下した。すぐさま次のネタがないかと頭をひねる。普段からこんだけ頭が回れば、執筆もある意味で楽になるのだろうか? まあ二日目だし、高望みはまずい。


 次にぱっと浮かんだのはただのイメージで、『出会い=恋愛系か?』と連想したところで、つい先ほどの私は『安直だと面白くない』と切り捨てた。


 今思えばストレートでもよくないか? と思うのだが、その瞬間の私は何を考えていたのか。『面白くない』というチャレンジ精神に従って、結局はまるっきり別のモチーフを決めて書き始めた。


 驚くことに、いつもならあーだこーだと時間だけ消費する行程を一分以内で終わらせられた。それ以降は時計に目を向ける暇なんてなかったので、どういう執筆行程を踏んでいたのか定かではない。


 できあがったのは863文字の、バリバリ『プロローグ短編』だった。最近の『なろう』情勢を考慮したら、たぶん一部からバッシングが上がるだろうものだ。


 最初から短編・掌編(しょうへん)を書くつもりでやっていたのに、今から何かが始まりますよ的な雰囲気をかもす序章ができたと自覚した後、おとなしく反省する。


 と同時に、『やっぱりストーリーを終わらせる力』が足りないのだと実感もできた。見切り発車でもなんでも、せめて『オチ』になりそうな『落としどころ』を決めないとストーリーが終わらない。


 後はフリック入力速度と正確さ、予測変換を探すスピードに次の展開を考え続ける頭の働かせ方など、『即興小説トレーニング』でできそうなことはまだまだありそうだと悟る。


 特に予測変換にはイライラさせられた。今までスマホで文字入力をしてきたことがあまりないせいか、文脈に合わない同音異義語が予測変換の上位に並ぶ並ぶ。


 そのせいか、今回の短編は完成が時間切れギリギリの滑り込みセーフだった。マジで危なかった。お題や必須要素を入れられない、とめちゃくちゃ焦ったし。


 ここらへんはパソコンなどでも似たようなものだと思うので、変換の仕方を工夫するしかないだろうか。私の場合、変換すべき文字を句読点単位で全部打ってから一括変換が多いため、誤変換も多くなりがちなのだ。


 現時点での目標は、一日一作品をコンスタントに作ることだろうか。サブ目標にはしっかりと短編・掌編(しょうへん)の形に仕上げること。


 余談だが、匿名で作品を『書き捨てられる』のは私の想像以上に気楽だということがわかった。他の人はどうなのか知らないが、『ペンネーム』という『名前』と『責任』を背負っている、なんて意識が無自覚にあったらしい。


『書き捨てる』、なんて言い方はあまりよくないものの、『何も気にせず作品を乱造できる』という意味では間違っていない。


 書き上げられなかったら削除もできるし、ゲーム感覚でこれからもやっていこう。


 またまたちなみに、なんかサイト内では『ランキング』なるものもありました。まあ、私のように非ログイン勢には無関係なものらしいですけど。


 なお、『平均執筆速度』で一位をのぞいてみたら、時速一万文字オーバーの人が数名いらっしゃいました。私の小説を時速換算すると、およそ三千文字前後です。化け物かよ。


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― 新着の感想 ―
[一言] オタク、求めていたのは出会いと言うテーマですね。私的には非オタクの側から合コンに来たオタクを見る、と言う感じでも良いかもしれないな、と思います。とは言え15分、体感にしてみれば一瞬でしょうし…
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