461回目 2020/6/18
ちょっとしたチャレンジでした。
少し前からリモコンの効きが悪くなっていた。全部ではないものの、押しても反応しないボタンがちらほら出来始めたと気づいたのがきっかけである。
ネットで調べた結果、一度ばらして掃除してみた方がいいかな、と思ったので早速ドライバーを用いて分解してみることに。
ネジをはずした後、少し開く隙間からドライバーを縦にねじ込んでさらにこじあける。で、カバーをひっつけている爪部分をはずしていって、ボタンと基盤部分を取り出した。
まず、最初に感じたのが『きったな!!』だった。購入してから(おそらく)一度も分解したことのないリモコンは、シリコン製のボタン部分に垢などの汚れがたまりにたまっていた。
普段はカバーの奥に隠れてしまう、ボタンの突起部分の側面に黄色かったり茶色かったりする何かがべったりとへばりつき、異様な存在感を醸し出していた。
本来はアルカリ性のウェットティッシュみたいなもので拭くと効果的(皮脂などの汚れは酸性のため)らしいが、ぱっと見あたらなかったのでひとまずざっとティッシュなどでぬぐうにとどめた。
で、ネット記事や解説系動画によると、基盤も少し手を加えることでボタンがまた反応しやすくなる状態にできるそうなのだが、掃除用の道具などもなかったのでこっちは手つかずのまま、リモコンを組み直すことに。
結果的にはボタン部分がきれいになっただけで、体感的にはさほどリモコンの効きがよくなった(戻った)ような感じはしなかった。
まあ、最悪ボールペンなどの固くとがった何かで強引に押せば反応するので、しばらく様子を見るかと放置していた。買い直すのは面倒だし。
そうして数日時間をおいてみたのだが、掃除の効果がなかったわけではなさそうだった。一発で反応する、というほどではないにせよ感度はきちんと上がったようで、何とか不自由しない程度に動かせている。
リモコンで何が不便だと感じたのかというと、dボタンが使えないことだった。散歩の直前くらいに天気予報で天気図(雨雲の位置)を確認するので、見れなければ不安と戦いながら外出することになるからだ。
ほかにも音量ボタンやチャンネルボタンの一部も使えなくなっていて、使えるはずの機能が使えないストレスはつもればつもるほど大きくなっていた。
まあ、何とか気にならない程度に復活してくれてよかったとは思う。リモコン自体が古いものなので、次にいつ効かなくなってもおかしくはないのだけれど。
こじ開ける時が一番緊張しましたね。やり方がほぼ空き巣みたいな強引さが必要でしたし。




