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446回目 2020/6/3

 今回はくだらない部類の下ネタばかりになります。


 苦手な方はそのままブラウザバックしましょう。


 最近、下痢(げり)っぽい。


 便意をもよおしてトイレに行き、便座に座って用を足すと、あんまり形のある排泄物が出なくなってきた。汚い話、ユルユルのビチビチだ。


 時には腸内でたまっていただろうガスとともに排出され、放屁の勢いがプラスされた下痢(げり)汚物が便器の内側で爆発するケースもある。


 さながら、手榴弾の爆発が起こったかのような飛沫(ひまつ)(こん)が付着しており、便座から起きあがって振り向いた瞬間の惨事は何度見ても慣れることはない。


 東洋医学の観点からして、いわゆる腹下しは病気ではない、なんて話を聞いたことがある。どのような形であれ、排泄物が体外へ放出されることは正常な機能であり、むしろ不調を正す行為・過程なのだと。


 ただまあ、現代でも同じ論調が通じるかと言えばそうではない。テレビのコマーシャルなどでも、下痢(げり)症状を抑える整腸剤が紹介されているくらいだ。立派な病気扱いである。


 では、原因は何だろう?


 病気と関係ない、一般的な生活習慣の話になると真っ先に思い浮かぶのが『食物繊維の不足』だろう。大便の健康的な形状を確保するため、野菜を食えと何度耳目へ流れ込んできたことか。


 心当たりは、ないでもない。野菜を全くとらない、というわけではないけれど意識して繊維質の食材を食べているわけではないからだ。そりゃあ、大便もあるべき形を忘れてしまうはずだ。


 他にあるとすると、『乳製品の整腸効果』だろうか。私は毎日のように牛乳、チーズ、無糖ヨーグルトを一定量接種している。決して多量ではないが、これらが大腸で暴動を起こしている可能性はありそうだ。


 それ以外はどうだろう? 思い当たる節は、『コーヒーをホットからアイスへ変更した』こと。冬場は熱いまま飲んでいたが、こう気温が高くなると氷でもぶち込んでぐいっと飲みたくなるのが人情だろう。


 結構心当たりをだしてみたが、これといって決定打に欠ける。はてさてどうしたものか……と天を(あお)いだ私に、ふと天啓(てんけい)が降りてきた。


 あ! もしかして、『寝てるときに腹を冷やした』か? ――と。


 ここでもさんざん書いてきたが、私はずぶずぶの夜型生活だ。自然、就寝する時間帯は朝~昼間になってくる。


 今の季節は六月だ。梅雨だ。夏の入り口に片足が沈んでいるくらいの時季だ。


 何がいいたいか? ――暑いのだ。寝苦しいのだ。やってられないのだ。


 気がつくと、掛け布団をはねのけて寝ていることも珍しくない。一応、寝入るときはせめて腹だけは守ろうと掛け布団でふたをするのだが、寝苦しさに目を覚ませばどこかへ飛ばされているなどしょっちゅうだ。


 加えて、体にあまりよくないかもと思いながら扇風機をつけっぱなしで寝るのが当たり前になっている。暑さの前では多少の瑕疵(かし)など目をつむっても問題ないだろう、と。


 無防備なビール腹、降り注ぎ続ける扇風機の風……腸が冷える条件としては、なかなかに合致している環境にいるのではないだろうか?


 しかし、未だ確証はない。脂肪が何層にも積み重なった私の防御力高めの皮膜は、衝撃はもちろん通気性も悪そうな見た目をしている。


 本当に扇風機の風が私の腸を冷やしたのかどうか、客観的かつ科学的な検証をしない限り証明できないだろう。


 故に、私の行いは『推定無罪』である。


 疑わしきは罰せず――(なか)形骸(けいがい)化された感じのする標語であろうと、法治国家で生まれた身である以上、この国の法律には粛々(しゅくしゅく)と従っていくまでだ。


 別に『お腹が痛い』みたいな症状があるわけではありません。ただ便意を覚え、トイレにセッティングしたら下痢(げり)だった、というのが続いているのです。


 色はまだふだんと変わらないので、病気とかではないと思うんですけどね。不便な点は、放屁が強力すぎて肛門に痛みやしびれが残るのと、長い残便感(出そうで出ない感覚)を覚えるのくらいですね。


 ……ネタがないからって、やたら汚い話になってしまって申し訳ありませんでした。(ペコリ)


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