表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
436/1238

436回目 2020/5/24

 注意しなければいけないなと、ふと思ったことです。


 私個人から発信できる情報量に対して、ネットから得られる情報量は膨大だ。


 精度や真偽はともかく単純な知識としての情報はもちろん、自身の思いや感想などを書き込める場であれば一個人の価値観も情報としてカウントされる。


 そうして、私たちは何気なく使用しているスマホやパソコンから、その膨大な量の情報を目にし、取捨選択して扱っているわけだ。


 ただ、私のように意志や自尊心が薄い人間からすると、簡単に流されてしまうほどの情報量にときどきおぼれてしまいそうになる。


 良くも悪くも熱量の高い価値観に触れれば流されそうになり、本当かどうかわからない情報なのにそれっぽく書かれていれば無条件で信用してしまいそうになる。


『私』という芯が確固として存在していないため、そのようにふらふらと揺れてしまうのだろう。わかっていても、すぐにどうにかなるものでもない。


 私は『なろう』で小説を投稿している身ではあるが、基本的に自己主張は低いタイプである。人との会話でもまず聞き役に回り、自分のことを話さなくてもいいように立ち回るくらいだ。(聞き上手かは不明)


 裏を返せば、主張できるほどの自己がない、とも考えられる。実際、他人の意見や考えを覆してまで通したい我が、私には見あたらない。見つけられないだけかもしれないけれど。


 HSP傾向と関係があるかもしれないが、他人との衝突が極端に怖いので争いになる前に自己を引っ込めることもしょっちゅうだ。


 何というか、容量もフィルターも十分でないまま、情報の濁流に正面から向かい合っているような錯覚さえ覚える。ぺちゃり、とつぶされてしまうのは明らかなのに。


 そうならないよう、本来なら情報を制限するためにスマホから距離を置くことが大事になるのだろうけど……たぶん、私にはスマホ依存症の傾向がある。


 気づけばスマホをいじっている自分がいるし、いざ手放すと目にした情報量の多さからか眠気やだるさを覚えてしばらく動けなくなることも多い。


 それでも、スマホには娯楽も詰まっているので手放せず、せいぜい手から放れるのは充電の時くらいだ。危険な兆候はあると思っているが、なかなか便利なものはやめられない。


 脳の情報許容量という意味での危険と、時間の浪費という意味での危険。二つの意味でスマホの扱いには注意しないといけない。


 ……本当、気をつけないと。


 もはや手放せないデバイスであることは確かですね。どこかに置き忘れたら……なんて思うとセキュリティやプライバシーなども込みでぞっとします。


 まあ、依存症っぽいくせに原因の筆頭になりそうなゲームアプリは、容量不足の関係でまったく入ってないんですけどね。正確にはネット依存症かも? 怖い怖い……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ