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413回目 2020/5/1

 一応、グチになるんですかね。


 ときどき、私は理由もなく何もかもを投げ出したくなるときがある。


 大したことをやっていなくても、やらなくちゃいけないことがなかったとしても、『今』のすべてがどうでもよくなって放り出したくなる気持ちだ。


 それはストレスというのか、フラストレーションというのか、たぶんそんな感じの鬱屈感。タチが悪いのは、誰かに抑圧されたからではなく自分で勝手にそうなっていること。


 だから、そんなときはほとんど、抑圧の原因を『自分』に定めている。環境も周囲の人も変わらずにいるまま、『自分』が変われていないのだから、と。


 責任の所在を自分だけに押しとどめるのは、よくやることだ。自分の非を認めるのにはなれているし、実際に最近のできごとは自業自得感が強いので誰かや何かを責めることなどできない。


 でも、自分のダメなところを『他人のせいにできない』のは、結構つらい。私のような性格の人はたいてい、『他人のミス』も『自分のミス』のように背負ってしまいがちだから。


 逃げ場がなくなるのだ。息苦しくなるのだ。一人になりたくなるのだ。


 まあ、そうなったところで『自分を許すこと』も下手だから、たまりにたまったストレスを解消するのもまた下手くそなのだけれど。


 こういう特徴を指して、私は『生き方が下手』だと表現する。不器用、とかじゃなくて、単純に『下手』なのだろう、と。


 今もこれを書いている私は、何とも表現しようのない精神的圧迫感を覚えながら自分の状態を言語化している。急にくるから、心構えもできない。


 あとは、純粋に何もしたくなくなるくらいか。無気力になって、座っているだけでもだるくて、気づけば布団に寝転がってぼーっとしている。


 言葉を飾らず言えばダメ人間だ。頭ではわかっているけど、体が動いてくれない。そういう状態が、不定期ながら一年に一回以上はやってくる。


 特に五月は注意が必要だ。休日が多いから、とかではたぶんない。冬から春(初夏?)への季節の境目が、私にとってダメージが高い負荷になっているのかもしれない。本当のところは知らないが。


 五月病、とは言いたくないんですよね、自分の場合。小説のネタを含めた、いろんなことを日頃から考えすぎて脳が疲れてしまった状態、って方がしっくりきます。


 そのくせ、普段から体は頭ほど動かないので体力は残っているはずですから、傍目(はため)から見れば軽いうつ症状っぽく見えます。


 そういう自分が、本当に面倒くさいです。


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