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405回目 2020/4/23

 何とか話題を探していたのですが、クソみたいなものしか思い浮かびませんでした。


 エレベーターって、なぜか使うの気になれない私は少数派だろうか?


 いやまあ、さすがに東京スカイツリーとか都庁とか超高層建造物を移動する時まで拒否することはしないけど。


 そうした例外はのぞいて、普段使いでエレベーターを使う機会がほとんどない。なるべくなら階段を選ぶ派だ。エスカレーターは……階段の場所がわからないor遠いと使うくらいか。


 あまり外出しないタチであるのも手伝って、最近はエレベーターを利用した記憶がほとんどない。たしか、重い荷物を持ち運びながら腰が悲鳴を上げていた時に駅のエレベーターに屈したのが最後だった気がする。


 閉所恐怖症ではないものの、たぶん狭い場所に大勢の人間が集まる場所がいやなのかもしれない。私は基本的に、人とは一定の距離を置きたい人間だ。物理的にも精神的にも。


 同じ理由で、満員電車とか絶対に乗りたくないと思ってしまう。人間の体臭や体温や呼吸音を至近距離で感じると、ただ窮屈なだけでなく息苦しさや恐怖さえ覚えるだろう。


 そもそも大勢の人間が集まる場所やイベントそのものが好きになれない。昔から人酔いを起こしやすかったし、普段の倍以上は気疲れを起こしやすい環境だと自覚しているからだ。


 コンサートや各種イベントは元より、お祭りも長時間いられる自信がない。熱気に当てられてその場は楽しめても、帰路や帰宅後にほぼ確実に精神疲労でダレてしまうと予測できてしまう。


 こうして考えると、私はつくづくアウトドアな趣味が向かない性格だと思う。人混みがアウトな時点で、選択肢がかなりせばまっているのは確定だ。


 別に運動などの趣味を作りたいわけではない(最近は健康維持が目的の軽い運動はしている)が、自分の生活可能範囲がいかに狭いか気づかされた気分である。


 直したいとは思わないし、直るとも思えない。そもそもインドアだからといって困ったことがあるわけでもない。人間関係を絞っていれば、無理やり外へ連れ出されるようなこともないだろうし。


 なんというか、自分の気質を理解して覚えておくことが大事だと思う。難しい、厳しい、無理だと感じるラインをわかっていないと、なかなか断れない性格だからよく(きも)(めい)じておかなければ。


 人って結構、他人の気質について理解を示してくれる人が少ない。自分の物差しで他人を評価して、消極的な態度をとれば『怠けている』とか『やる気がない』とかレッテルを貼ろうとする。


 そういう人にはもう理解されなくてもいいのだが、きちんと自分の意志を持ってイヤなものはイヤだと言える基準を用意すると、対応が楽になるので理論武装はしっかり準備しておきたい。


 私はたぶん、少数派の人間だ。理解を求めてはいけないし、理解されない。相手に期待しないことが、自分の心身を守る最初の一歩なのだ。


 エレベーターの話はどこに行ったのでしょうか? 自分でも不思議ですが、メンタル保護は大事ですねという結論になりました。


 こんなに主張と結論がバラバラなのに、よく大学の卒業論文をパスできたなと我ながら思います。


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