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37回目 2019/4/21

 ネタが思いつかないので、夢を語ろうと思います。


 今でも時々、私はよく『学校に遅刻する夢』を見る。


 だいたい年齢は中学生か高校生で、夢の中にいるにもかかわらず遅刻理由が『寝坊』の一択。


 もうマンガによくある定番のリアクションである、寝起き一発の間に合わない時間を指す時計に驚き、早着替えで家を出るお約束を何度もこなしているのだ。


 ただし、そこからがちょっと奇妙な世界の入り口になることが多い。


 まあ、そういう世界観だけ覚えているだけなのかもしれないが。


 たとえば、どこのワンダーランドだ? と言わんばかりに建物が縦・横・斜めに生えたファンタジー迷宮さながらな光景だったり。


 迷いの森風に通ったことのある道を何回も巡ったり。


 ともかく、実際に登校していたルートとは明らかに異なる道をダッシュするのだ。


 中学生の時は徒歩通学だったが、高校生の時は電車通学だったのに、なぜかいつも走らされている。


 大学時代は原付通学だったためか、大学の夢はほとんど見ないが。


 私は何にせき立てられているのだろうか? あまり深く考えるとドツボにはまりそうで怖い。


 加えてよくあるのは、無事登校できた後で教室に入ると、中学校の時の同級生と高校の時の同級生がごっちゃになっているところだ。


 時系列がめちゃくちゃになってて、そこで夢と気づくときもあれば、気づかないときもある。


 そして夢が覚めるパターンは授業が始まるとか、チャイムが鳴るとかが多かった気がする。


 一応、授業自体はまじめに受けていた気がするのだが、夢の中で授業を再現することは一度もなかったように思える。


 それができていれば、寝ていても復習できたのだろうか? などと今になって思う。


 まあ、私が本格的に小説を書くのに目覚めたのは高校の終わりくらいだったと記憶しているので、夢への興味も当時はそれほどなかったと思うが。


 この追い立てられる系、とにかく別のバリエーションでも見たことがあるくらいよく遭遇するのだが、夢診断とかではどうなるのだろうか?


 名前は知っているが当てはめてみたことはないので、詳しくは知らない。


 まあそれほど強い興味があるわけでもないので、別にいいのだが。


 ただ、今でも少し、自分が見たい夢を見れれば、と思うことはある。


 夢は脳が深い睡眠に陥った状態で記憶を整理するために見せる情報の乱気流、みたいなイメージを持っているが、ある程度誘導できたら小説ネタの中に入れるかもしれないのだ。


 キャラと会話したい、というよりもその世界を歩いてみたいのだ。設定の補完になる、というほぼ取材の感覚で。


 意識的に作る設定は、つまり私が見ている側面しか世界を切り取っていないわけで、無意識に設定した何かがあって、それを見ることができたら作品の幅が広がるだろう。


 まあ、実際は夢も自分の体験や記憶から形成される物であるはずなので、たとえ無意識の産物であっても私が知らないことまでは反映しないはずなのだが。


 ただやはり、『何でもあり』になりがちな夢に多少の期待はしてしまう。


 自分の感じる世界の広がりを感じられる、絶好の機会かもしれないのだから。


 はい、前回同様、寝ているときに見た夢の話です。


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