325回目 2020/2/3
ちらほら聞くけど、実践できるかはわからないことです。
また『読み速』さんで見た内容だが、とある記事で『スターウォーズ』の監督であるジョージ・ルーカス氏の有名な言葉が載っていた。
とあるインタビューでの一場面で、『なぜ音を伝える空気が存在しない宇宙で、ビームの音や爆発音がしているのか?』と問われたところ、『俺の宇宙では出るんだよ。その方が楽しいだろ?』と答えたそうだ。
ファンタジーの創作をする上で、リアリティを作り出すためにいろんな科学的知識や歴史的事実を参考にすることは多い。創作は、ほぼほぼ知識と経験を元に作られるだからだ。
ただし、それだけでは必ず矛盾やほころびが生まれるのは仕方ない。人間の科学技術なんて日々進化し、通説や常識なんていつ覆るかわからないのもある。
それに、ジョージ・ルーカス氏が制作したのは『エンターテイメント』であり、『歴史ドキュメント』みたいなノンフィクション系ではない。
リアリティは必要だが、必ずしもリアルである必要はない。エンターテイメント作品を作る側にとっては、常に意識しておかなければならない部分かもしれない。
しかし、私が実際に小説でできているかはわからない。自分でもわからない部分は、ついついネットによる真偽不明の情報を調べて補完しようとするし。
『自分が作り出した世界はこうなんだ!』といえるだけの自信がないだけかもしれない。まあ、ファンタジー的な要素は想像の中だけのものなので、『こうなんだ!』と言い切るしかないけど。
『なろうテンプレ』でいえば、『中世ヨーロッパ(JRPG)風』の世界観が土台としてあるために、ちょくちょく『実際の中世ヨーロッパ』はどうだったのかとネットを開いて参考にしている。
他にも、小説ではかなり難しいロボット物にもいずれ挑戦したいと思っているが、そのためにまず『ロボット工学』や『物理学』の勉強が必要、と考えるくらい頭が固い。
なので私も、もう少し『私の世界はこれでいい!』と開き直れるだけの度胸がつけられればと思う。
とはいえ、その記事に寄せられたコメントには『その理屈は作品が面白くなければ許されない』的なことも書いてあったので、結局は面白い物を作らないとだめってことですね。




