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324回目 2020/2/2

 創作系のエッセイを読んでいて、おっ! となった部分のメモです。


 エッセイを書いた方が師匠とあおぐ、プロのシナリオライターの方から聞いた伏線に関してのテクニックが、今後の創作の目安になりそうだったのでメモしておく。


 簡単に言えば、今後の展開において必要な状況説明は、内容の重要度によって作中に触れる回数を増やすべき、ということになる。


 エッセイ著者の方が聞いたことには、『一度の説明では読者に忘れられ、二度繰り返せば必要なときに思い出してもらえて、三度言及すれば常に読者が覚えてくれる』とおっしゃっていたらしい。


 言われてみれば当たり前だが、小説において何度も登場する情報が『無意味(どうでもいい)』なんてことはあり得ない。作者にとってはしつこいくらい説明するくらいが、読者の記憶に定着させるのにちょうどいいのだろう。


 作者側からしたら、それが伏線(紛れ込ませたい情報)であれば特に、驚きと感動を大きくしたいからと必要な情報をさりげなく出したくなるものだ。


 それに、伏線として出すと意識した情報は『一度だけでも作中に出したのなら大丈夫』とも思いがちである。


 私だけかもしれないが、伏線を何度も作中で出してしまうのは『格好悪い』とか『恥ずかしい』とか思うとよけいに、同じ情報を出すことに抵抗感を覚えてしまう。


 要するに作家の『見栄』でしかないのだ。読者側の視点を考えると、少しやりすぎだと思うくらいの配慮をするくらいでバランスは取れているのだろう。


 長編を好んで書くため、この『必要な情報は二度、三度と出していくこと』はちゃんと覚えて活用していきたいと思った。


 伝聞(でんぶん)で他の方の知識を記載するのはマナー違反かも? と考えましたが、どうせほとんど見られていない場所なので大丈夫か! と開き直りました。


 正式に文句がきたらちゃんと消さないとですね。(汗)


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