319回目 2020/1/28
個人的にグッサリ刺さった記事がでたので、ご紹介? します。
おなじみの『読み速』さんで、『成功した作家の持論はアテにならない』というタイトルでツイートがまとめられていた。
主張の元ツイートによると、『好きなものを書いている作家は『好きなものを書け』といい、分析型の作家は『流行を読め』といい、流行り以外で活躍している作家は『自分を大事にしている』という』とのこと。
それをふまえた上で、『共通するのは『とりあえず書かないと本にはならない』なので、『書け』という』と、もっともな正論をぶち抜いてきた。
つまり『アテにならない』の真意は、『成功例を集める前にとにかく小説の現物を完成させなきゃスタート地点に立てない』、みたいなことのようだ。
最近なにもできずにうだうだしていた私にとって、ま~グッサリ刺さること刺さること。『書け』以上にシンプルでわかりやすいアドバイスもそうない。
そのツイートに反応している人の中には、『他人の持論は、自分の成功方程式の材料・選択肢の一つと思えば(いい)』と述べている方もいたので、本当に参考程度にしかならない程度に思っていた方が良さそうだ。
とはいえ、思い返してみると他人の創作論を真面目に一定以上の期間を実践した覚えがないので、ある意味えは縁の薄い話かもしれないが。
それに『たくさん書いている中で、流行のものも書くし、好きなものも書く』という方がいたら、元ツイートの方は『流行作品をつまみ食いしたら、意外と好きになって書いている』みたいな強者の返答をしているし。
やっぱり『つべこべ言わずに書く』ことが、人気の出る・出ないや売れる・売れないのステージに立つ最初の一歩ということなのだろう。
まあ、それが一番難しいのも自明の理だが。
毎日地道にこつこつと……みたいな『継続力』がある人が本当に才能を開花させられる一握りなのだ。私は毎日、誰も見ていないような『文楽』でグチをこぼすしかしていない。
自分や他人をどうこう言う前に、自分の小説に割く時間をもっと多く当てろ、って話だ。
反省しよう……。
ときどき同じような『書け』理論を見かけますが、その度に『真理だなぁ……』と思いつつ心に特大のトゲがぶっささる気持ちになります。
本当、なんで書けないんでしょうね、私は……。




