304回目 2020/1/13
ネタがないので、前回分でやった内容を引きずってやります。
前回で『長編に手を着けられず、短編三つに浮気している』と書いていったが、短編に関してもちょっと懸念点がある。
文字数についてだ。
あまり気にする必要はないかもしれないが、私が短編を書こうとすると必ず『一万文字』を越えてしまうのである。これが地味に悩みだったりする。
あまり比較しすぎるのもよくないとは自覚しつつ、だいたい『なろう』(の日刊ランキング)で見かける短編では、あまり長すぎないものが多い気がしている。
『一万文字以上』がまったくないとは言わないまでも、『一万文字以下』で集まっている印象は拭えない。体感としても、『一万文字以下』での短編が多いのは間違いなさそうだ。
なので、私もなるべくなら『一万文字以下』でコンパクトにまとめたいという願望を持っている。それを意識してはいなくとも、文字数が少な目の短編もよく読むようになった。
それでも、私が始めると『一万文字以下』のボーダーを我慢できず越えてしまう。今やっている短編も、『これならコンパクトに一発ネタでやれそう』と思っても、気づけば『一万文字』をオーバーしそうな勢いなのだ。
地の文を書きすぎるきらいがあるため、ボリューム多めな内容になってしまうのは避けられないのかもしれない。でも、やっぱり『短編』っぽい短編を書いてみたい気持ちは強い。
少ない文字数で、いかに人の心を動かせるストーリーを構築できるか。
こういうのがさらっとできたら、アマチュアとは言え作家としてクールでスタイリッシュな印象を抱く。私だけかもしれないけれど。
そういえば、最近できていない長編の推敲も、やればやるほどなぜかも字数が微増してしまっていた。もしかしたらそれも、【普通】から筆が遠のいた一因かもしれない。
ともかく、私は文字を削るのが下手な作家なことにかわりはない。どうにかして、本文の内容をコンパクトにできるような技を身につけないと、と考えるばかりだ。
元々、思いつきで浮かぶプロットも壮大な長編予定になることが多いですしね。
書ききる保証なんてないのに、超ロングスパンでストーリーを見すぎなのかもしれません。




