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3回目 2019/3/18

 三日坊主は回避できた。


 かいでよさぬはかしましの家電。


 もごつひの惨禍(さんか)恣意(しい)満ち満ちてこぼさずも飽くたき。


 華厳(けごん)発破(はっぱ)に損得あらず、公明正大にして看過せざる夫婦(めおと)事情。


 裁き、震え、狂い、惑い、惨い仕打ちにして揚々(ようよう)と踊る。


 女神の口づけは八方へ散り、さぞ栄えたる地に降り注いだだろうがそうではない。


 マングース時を越え、さんざん争った死鬼(しき)と最後の一戦でクロスカウンター。


 めざましい破落戸(ごろつき)八双(はっそう)跳びでメラニン色素を多重生成。


 語気荒々しく、先代のコーチをタコ殴りにしてセンセーショナルな天日干しを披露。


 念願かなってサブイボを切り取り、生前に誓った諸刃の剣を喉に押し込む。


 采配する戦場に慈雨(じう)が降り注ぎ、退廃(たいはい)に新たな命を育み笑みを浮かべた。


 探す葛藤の木漏れ日、めざしにジンチョウマグロを食べさせて龍と成す。


 誤謬(ごびゅう)をおそれず言えば、マーズ国防長官は攻める姿勢で野良犬にドロップキック。


 課金し得た一滴の石ころにほおずりをしながら、明治大正の時代へ草履(ぞうり)を踏み入れる。


 (めい)に家を占拠され、最終的には追い出されてホームレス。


 護岸(ごがん)工事を妨げれば国軍がしゃしゃり出て、死者500万人を越えてなお酒盛りは継続中。


 楚々(そそ)とした移ろわぬ五月雨(さみだれ)五行(ごぎょう)一対(いっつい)にして不安定な巫女。


 サロペットのもののふに一本柱の上を歩かせ、宙返りをすると同時にシミターで曲芸を見せる。


 艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えれば必ず未来があると思ったら大間違いだ。


 景気付けに左近(さこん)右近(うこん)を逆に置き、政敵の食事にターメリックを混ぜる。


 (かも)の背負ったネギは切れ味抜群で、世界を支える大樹も一刀の下に切り捨て御免(ごめん)


 破魔(はま)を願った恩師の言葉は、柏手(かしわで)のごとき周囲へ伝播(でんぱ)して静謐(せいひつ)な空間に一石の波紋を投じる。


 勘違いに恥を知らぬは、汗顔(かんがん)惜しむらく茶道の中でナイフを振り上げる。


 古今東西、何も見つからない物もあれど、何か見つけられるのもまた(しか)り。


 誘う泡沫(うたかた)(おぼ)れれば、いつか絶ち消えた夢たちと再び出会うことになる。


 しかし早くも、虚無感に襲われる。


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