298回目 2020/1/7
短編のつもりで書いている最中で思ったことです。
短編に限らず、長編を書いているときもそうだが、私は必要な環境の知識とか世界観設定とかを書きながら考えているため、その都度スマホで調べることが多い。
なぜかプロット段階で『必要な資料』がどれくらいあってどの範囲が必要なのか、あまりイメージできないのでそうするしかないのだ。
今までやってきた、私が一番書きやすいやり方がこれなので、もう癖になってしまっているのは否定できないが……至極面倒くさい!
この書き方のせいで、ある意味『ストーリーの勢い』がぶつぶつと切られるし、かといって情報収集を無視して続きを書こうと思っても、未確認の情報が気になって集中できないし。
先に全部資料を集められるほど、しっかり設定を組むことができたら別なのだろうが、どうせ書いているときに『面白い』とか『これいける』とかのアイディアが浮かんでくるので、徒労に終わる可能性も高い。
自分のやり方ながら、なんでこう面倒くさい書き方しかできないのだろうと思ってしまう。
それに厄介なのが、一つのことを調べたらそれに関する派生知識についても知りたくなり、調べ物の時間が長くなってしまうことだ。
しかも、私が好んで書くのは『ファンタジー』のため、私の頭の中に存在する世界観に適合させた上で違和感を薄められるかなどを考えてしまうため、さらに時間を食ってしまう。
挙げ句の果てには、少しでも前の執筆から時間をおけば前に書いた文章が気になり、読み返してそんなに変わらない修正を繰り返す始末。
あー、本当にこの遅々として進まないやり方、どうにかできないものか。
せっかく一月だし、『設計図的脱稿方法の模索』を今年の目標に設定してもいいかもしれない。
とにかく、素早く物語を書けるようになりたい。たった一時間の作業でも、精神的疲労がとんでもないので。
ルーティーンとはまた違うのですが、一度自分の型が決まってしまうと、なかなかその型から抜け出せないのが悩みですね。
先入観的な思いこみか、新しい手法を探すのが面倒なのか難しいのか、ともかく挑戦が苦手なのは自覚しているので、改善できるなら改善したいです。




