283回目 2019/12/23
以前ここでも書いた、HSP(Highly Sensitive Person)についての自己分析をします。
幸か不幸か、最近もまた私は他人のいさかい(ケンカ?)に巻き込まれることがあった。
一応、私と直接的に関係があるわけではなく、ただいさかいを起こした二人が知り合いであり、同じ気まずい時間を共有したというだけである。
で、それ以来、ちょっと私の心身における体調は地味に落ちました。これが、自分がHSPかも? と本気で疑いだしたきっかけかもしれない。
まあ、ちょうどその言葉を知ったのも、そのいさかいがあった直後だったからかもしれないが。
だが、いつまでも不調を抱え続けるのもしんどいだけだし、自分の状況を整理する意味でも少し見に覚えがある感覚を書き出していこうと思う。
・わずかに強まる動悸
これはいさかいを起こした二人の内、一人が強い感情(怒りとか不快感とか)を出してから覚えだしたものだ。
私的には不穏な空気とかいやだったので、なるべく穏便な言葉を使ってなだめようとしたが、結局その人には『お前はどっちの肩を持つ?』とか『そういう煮え切らない態度も気に入らない』とか言われてしまった。
いさかいの内容は伏せるが、正直なところ私から見れば正当性も悪いところも双方に存在していたように思えた。怒りを示した人は『100:0』だと思っていそうだが、もろもろの状況や背景を考えるとそうとも言えない、というのが私の考えである。
で、とばっちりに近い感じで私も感情を向けられたのだが、それが原因か表現しがたい胸のモヤモヤとして動悸を覚えるようになった。
普段は意識しない心臓の動きが若干強く、キリキリと締め付けられる感覚である。日常生活に大きく影響しないが、悪影響はゼロではない。
・呼吸が浅い? もしくは早くなる?
上記した動悸と関連性がありそうだが、普段より少し息苦しさを覚えるようになった。(太りすぎたからだとは思いたくない)
いつもより深く、強めに息をしないと酸素が行き渡らないのかもしれない。ともかく、気づけばため息にも似た呼吸をすることが増えた。
・不安感から落ち着いて物事を考えにくくなった
個人的には一番堪えた(堪えている)症状で、執筆に回せるだけの心の余裕がなくなった。
肉体的な影響が(小さいながらも)すでにでている状態のため、想像に回せるだけの集中力が確保できないのだろう。キーボードの前に座っても、頭が真っ白のまま何も思いつかなくなった。
私としては気分転換もかねて、何でもいいから小説を書こうと思うのだが、何も頭に浮かばないのだから仕方がない。何か浮かんでも、すぐに集中力が切れてしまうので続かない。
なので、最近はめっきり小説に使える時間は減った。しばらくこの状態が続くのかと思うと、今もまだ憂鬱である。
・そのくせ、よけいなことはよく思い出す
不安感や焦燥感の影響があるかは定かではないが、どうも昔にやらかした失敗や恥ずかしい記憶などが、急激に思い出されるようになった。
私は性格上、無意識かでそういう記憶を定期的に掘り返してしまう脳味噌をしているので、その記憶自体は覚えているケースが多いのだが、フラッシュバックの回数が増えたのはキツい。
特に風呂に入っている最中の、ぼーっとした時間で恥ずかしい記憶がよみがえったりするからたちが悪い。単純にリラックスしきれる時間が減るのだ。
ついでに、夢見も悪くなったように思える。先日も、昔のバイト先を模しただろう店でバイトする夢を見たのだが、初対面の後輩に『手際が悪い』と怒鳴られたり、小・中学の同級生らしい人物から意味不明な常連風の注文をされたりと、混乱状態に近かった私にとっての恐怖体験を味わった。
そのためか、精神的な休息も短くなってきたように思える。心なしか睡眠時間も短くなったので、より体調管理に気をつけるべきかもしれません。
……とまあ、自覚があるだけでもこれだけ症状が出ていた。他にもまだ普段との変化があるかもしれないが、そこは自己分析だけでは気づけないかもしれない。
『他人の気分に振り回される』という部分をより実感する体験なので、あまり何度も経験したいとは思わないが、今後も似たような気分を味わったら注意すべきなのだろう。
これを読んでいる方の中で同じ人は少ないかもしれませんが、こういう人がいると知っておいてもらえれば幸いです。
私のようなクソ雑魚メンタルの人って、少ないようでそこそこいる(五人に一人の割合)ようですし。




