267回目 2019/12/7
適当にお題ワードを決めたとき、どんな内容を書くかで一日悩むことがあります。
●ポートレート
一部の軍用スコープで運用されている人物自動認識遠隔照準システム。
本来はスマホのカメラなどに搭載されている機能の一つとして知られており、人物にピントを合わせ背景にぼかしが入る写真を撮ることができる。
そうした映像処理をリアルタイムで行い、のぞき穴から見た人物だけを浮き上がらせるようにしたのがポートレートスコープである。
機能の特性から競技用ではなく完全に対人用であり、戦場での運用を基本としている。が、裏市場で横流し品が横行しているため、テロ武装組織の手に渡っている場合も多い。
とはいえ、標的に照準をあわせるのは人間のため、あくまで補助的な機能でしかない。中には『狙撃の感覚が狂う』といった理由で使用を避ける人もいるらしい。
機能の癖が強いため軍関係者からの人気はさほど高くなく、実用品が出回ったのはかなり短い期間である。
そのかわり、民間品として発売された円筒望遠鏡・『ポートレートスコープ』は意外と高評価を受けている。
特にレスキュー隊での使用頻度が高く、山や海などの遭難者を捜索する際、人物認識感度を最大にすると視界が自然とぼやけて発見確率を上げることができた。
機能面から景色を見る目的には向いておらず、一般人が使用する機会があるのはまれ。そのため、発売当初は物珍しさもあって一般市場へ流通していたが、現在では専門店でのみ生産・販売している。
ちなみに、『ポートレートスコープで夜空を見ていたら、時々視界がぼやけることがある』と機能不全を訴える声があり、オカルト方面から『宇宙人の存在証明ではないか?』と一部で都市伝説になっている。
なお、この解説はカメラを使うことがほとんどない作者がこじつけたフィクションであり、実在の商品・機能・カメラなどとはビックりするほど関係がないためあしからず。
本来は息抜き的な目的だったのに、本末転倒ではないか? と思うこともしばしば。私は何をやっているのでしょうか?




