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260回目 2019/11/30

 あまりにも書くことが浮かばないので、冬場の私について反省します。


 どんどん気温が低くなってきて、活動そのものが億劫(おっくう)になってきた。


 それは小説執筆に限らず、その他の活動も含め全般的に動く行為が抑制的になってきている。


 たとえば、何時間寝ても眠気が消えない。先日は糖質制限を意識した結果か? と自己分析したが、どうもそれだけではなさそうな雰囲気がしている。


 ともかく眠たい。体が冷たくなると縮こまって動きたくなくなり、気づけば布団に入って温まっていたら寝ていた、なんて日々を繰り返している自分に軽く絶望する。


 基本的に燃料費や電気代を気にして暖房器具の使用に躊躇(ちゅうちょ)するタイプなので、寒さ対策は厚着か布団で籠城(ろうじょう)がデフォルトである。


 しかもそのうち、厚着は着膨れで動きが鈍くなる上に肩にかかる重量が増してキーボードに向かう気が一層なくなるため、できれば避けたいと思ってしまう。


 すると、自然向かうのは毛布と掛け布団が待ちかまえている寝床であり、一度入れば最後、二度と脱出することがかなわない牢獄に閉じこめられてしまうのだ。


 凍えるような外気と比べて、布団の中で滞留したぽかぽかした空気の、なんと心地よいことか。ただあるだけで活動意欲をそいでいく見えざる力は、いっそ禁止薬物に匹敵する魔性と中毒性を有している。


 学生時代も、よく自ら発生させた温もりでがんじがらめにされたものだ。誰しも経験があるだろう――学校サボって二度寝にしゃれ込みたい、と。


 意志の弱い私は、おっさんと呼ばれる年齢になってもこの魔力に勝てそうもない。むしろ、自ら敵のすみかへ飲み込まれていくように布団へ潜り込んでしまう。


 布団に潜るのはよしとして、寝ながら作業すればいいのでは? と思って実践しようとするが、どうも寝ながらの姿勢と作業は相性が悪いのか、ぜんぜん集中できない。


 楽な姿勢を探していく内、気づけば布団の上であぐらをかいたまま上半身を外気にさらしてポチポチやっている状態になっている。で、手が異様に冷たくなって布団の住人になってしまうのだ。


 やはり、ここはある程度の出費を黙認して環境調節を行うべきだろうか? 性格的にも経済的にも生粋(きっすい)の貧乏性なので、修正はなかなか難しそうだけど……。


 このごろは冬眠でもしたいのか、と言わんばかりに眠気がおそってきます。


 手足が冷えてコンディション的に書けない、とはまた別の言い訳です。わかってくれとは言いませんが、見逃してください……。


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